12時にはリガの郊外のホテルキャンプサイトに着いた。午後2時半のバスで町へ繰り出す。バスが止まったところは旧市街の入り口近く、今までで一番きれいなロシア正教の大聖堂の前だった。中では今しも結婚式が始まろうとするところで参列者は手にカーネーションを1-2本持っている。
写真禁止だったから、早々に出てきて、旧市街へ入った。
はじめの広場には高い塔の上に自由の女神が立ち、この塔は戦没者の慰霊碑でもあるから二人の兵士が直立不動で守っていた。日曜日の午後のこの写真は兵士交代の儀式らしい。
この広場の周りはきれいな公園が広がり人々はゆったり散歩したり、結婚式を終えたばかりのカップルの記念写真を撮る場所でもあるらしい。
若者ばかりでなく年寄りもバスカーが多く街角で演奏している。又各々の教会の玄関に、必ず物乞いが立っているのはこのバルティック3国全部で見られる風景だ。
今まで多くの国を旅行しているが、英国ポンドより単位が大きい国はあまり無い。このラトヴィアは1ラッツが1ポンド27ペンス位するから、計算のややこしいこと。
ドム大聖堂への入場料は2ラッツを払い(教会ではほとんどが無料)なんだか損したような気がした。
シティホール広場にはすばらしくきれいなBlackhead Houseがあった。観光案内所が隅についていることから、これはシティホールであるらしい。(閉まっていたから判らない)
このシティホールの近くに123.25メータの尖塔を持つセント・ピータ・ルスラン教会があり72メータの高さの展望台まで上れる(事が後になって判った)。
リガは狭い石畳の中世の町並みに天をつく尖塔の教会が多い町で、アート・ヌーボーの建築物が多く北のパリと呼ばれているそうな。この日4時間、町を歩き回りほとんどを見てしまった。明日は美術館へ行きたい。