Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

東ヨーロッパの旅 22 ナルヴァ ・エストニア

2011-08-10 13:06:29 | 東ヨーロッパの旅 2011




ナルヴァはエストニアの最北東の町でロシアとナルヴァ河をはさんで国境を成す。両河淵に城砦がありいかにも過去からこの国境線で争っていたかがうかがい知れる。

タルトゥからナルヴァまで185km道路は広く、晴天の下キャンパーは快調に走る。ロシアとの国境であるペイプシ湖畔は松林と白樺林で湖が見えない。途中から東に向かうと道路標識にタリン(エストニアの首都)200Km、セント・ピータースバーグ160kmとあり、ロシアに近くなるのだと実感した。





ナルヴァ近くになるとロシアとエストニアのトラックが何十台、何百台も道端に駐車していてその長さ数キロになる。どうしてハイウエーの道端に止まっているのかは判らない。




ナルヴァの人口は80パーセントがロシア人でほとんどロシアの町のようだというが、町を一回りしたわけではなく、直接国境線のナルヴァ城を目指した。
国境管理所前の駐車場にうまく駐車できナルヴァ城の壁からロシアを写し、城の塔へ登ってロシアが見たい。城めぐりと塔の中腹の見晴台からロシアの城砦の中や橋の向こう側ロシアに向かってまっすぐ伸びる道路などが良く見えた。





エストニアで入国を待つロシアの団体客。







エストニアサイドの川淵には砂地の水浴場が在りたくさんの人たちが暑い夏の日を楽しんでいる。




城内に飾られた写真では過去に描かれた国境橋の様子が良く描かれていた。








EUの旗とともに立っている青、黒、白の横じまの旗はエストニアの国旗、対岸の城砦にロシアの国旗が立っているのが見える。
ナルヴァの町にはロシア正教の大きなドームが見える。






城内の中庭では木工、鉄鋼、薬局,縫製などのデモンストレーションが行われていて、このエストニアの金髪美人の写真を頼んで撮らせてもらった。






ヨーロッパ最北のコウノトリの親子が道端の電柱の上に巣を作っていた。又ハイウエーの道端で蛇を咥えて立っているいるコウノトリを見かけた。考えてみればコウノトリは湖や海で魚を食べることが無く、野原や森でかえるや蛇、トカゲなどを食べているらしい。





ナルヴァへ着く前の大きな町のスーパーのデリカテッセンで生昆布の千切りを買った。この国の人たちも食べるとは知らなかった。500グラムという言葉が通じず大変困った。




コメント
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