本日は、国交省による「緑のダム否定論」の中で、「森林は、利水の観点から見ると渇水の原因になるので、採用できない」という主張を考察してみましょう。
森林は確かに、蒸発散によって雨水を大気中に返しているので、水を消費し河川水を減らすという側面を持ちます。その事は誰も否定しておりません。
ただし同時に、森林土壌に孔隙量が多いと、雨水を土壌中に貯留する機能や、また雨水を地下に浸透させる機能が高まり . . . 本文を読む
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