桜は日本人のこころです。
春は桜。
この環境を絶やさないように。ように。。
ソメイヨシノの寿命について・・・。
お話は、昨日の続きです。
5寿命は環境がつくる
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植物はもともと自己再生能力が動物よりもあります。挿し木で木を増やすことができることでお分かりかと思います。樹木の寿命は成育する環境によって大きく左右されます。そしてその環境は人が作っているのです。
もともと人が接ぎ木をして作って植えてきたソメイヨシノです。人が手を掛けないとソメイヨシノは弱って
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・≪昨日、愛宕神社 にお花見に行ってきました。≫
しまいます。その時期は植えられて40年経ったころからで、弱り始めて何も手を掛けずにいれば衰退はいっそう進み、60年経った頃には無残な姿になってしまうでしょう。これが寿命60年といわれる所以だと想像しています。
私たちを楽しませてくれるソメイヨシノを60年で絶やすわけにはいきません。そのためにも植えっぱなしにせず、地元の人たちと一緒になって樹木医もその状態をチェックし、見続ける必要があるのではないかと、私はサクラが咲く時期になると特に思いを強くします。
以上、
財団法人 日本花の会 和田博幸氏のお話でした。
七十二候の【桜始開】サクラハジメテヒラク(3月26日~30日)を迎えています。
日本の桜、大切に守っていかねばならなのですね。
桜前線はいま、どの辺でしょう。
福岡は、昨日(3月27日)満開が発表されました。