みなさ~ん、
覚えてくださってますかあ~
桜なのになぜ薔薇の香りなんだ!?と、
去年、嘆いていたこと~
はい。愛用の「そめいよしのシャンプー&コンディショナー」
今年は、ちゃんと、桜の香りが復活しました~
≪そめいよしの✿2014≫
そめいよしのの開花が待ち遠しい今日この頃です。
桜の開花予想に関する研究は、気象台で明治時代末から始まったそうです。
1950年代から全国(沖縄・奄美を除く)の開花予想が気象庁から発表されるようになりました。
いまでは、民間気象会社のコンテンツのひとつとして、毎年各社から開花予想が発表されています。
そもそも、なぜ事前に桜の開花日を予想できるのでしょうか。これは、桜の開花のメカニズムがある程度詳細に分かっているからです。
↓以下、気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ所属、片平 敦さんのお話を列記させていただきます。
『花芽の形成、休眠打破、生長、開花の過程を示した模式図(気象庁HPより)』
春に咲く花のもと(花芽)は、なんと前の年の夏にはもう作られています。そして翌春に咲くまでの間は、休眠状態に入ります。その後、秋から冬の間に寒さにさらされて目を覚まし(休眠打破:きゅうみんだは)、春先に暖かくなってくると花芽が生長して、花を咲かせる、というわけです。簡単に言えば、
(1)休眠打破に必要な寒さは、どれくらいなのか。
(2)休眠打破した後にどのくらいの暖かさが続くと、開花に至るのか。
こうしたことを過去の統計などから分析すれば、気温と開花の関係を示した「予想式」を作ることができるのです。
その式に、「今年の冬から春にかけての気温変化がどうなるか」、1か月予報や3か月予報などこれから春にかけての気温推移の予想を入力して、この春の「開花予想日」を割り出すということになります。
(こうやって作られた開花の「予想式」は、気温推移の予想さえ的確なら、誤差は数日程度の精度とも言われています。)
『気象庁で利用されていた予想式。気象庁で利用されていた予想式』
大雑把なしくみは以上の通りですが、民間気象会社各社では、これにさらに工夫を加えています。
開花の「予想式」の精度をさらに高めるために、予測式そのものに近年の傾向をもとにしたチューニング(調整)をして、より最近の実態に即すように改良を加えたり…。また、冬から春にかけての気温予想の幅(ブレ・不確実さ)についても考慮した手法を開発して、さらに精度高く開花予想日を絞り込んだり…。より精度の高い予想を目指して、各気象会社で技術開発が続いているのです。
『見ごろ予想と開花・満開の確率分布図。ウェザーマップ「さくら開花予想」HPより』
さらに、各社の予想はウェブサイトで公開されている場合が多いですが、開花・満開確率をグラフに示したり日付に幅を持たせたりなど、より上手に利用したい人向けの詳細情報が掲載されているものもあります。
ほかにも、開花予想は気象庁が観測している「標本木」を予想対象にしている気象会社が多い中で、標本木ではなく名所の桜の開花を独自の手法で予想している所もあるなど、主に観光用の気象コンテンツとして、各気象会社とも様々な工夫をして、力を入れているのがよく分かります。
≪そめいよしの✿2013≫これが、ほら薔薇の香りです。
≪そめいよしの✿2012≫
≪そめいよしの✿2011≫
≪そめいよしの✿2010≫
≪そめいよしの✿2009≫
さあ、桜前線の北上、秒読みです。
右バーに「さくら開花予想」リンクさせています。どうぞ。
髪の香りも、んんん~ふたたびの桜色です。
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