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みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

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*ツナグ

2012年10月10日 | ✿映画

最上のわざ

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう--。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること--。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。まことのふるさとへ行くために--。
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事--。
こうして何もできなくなれば、それをけんそんに承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。それは祈りだ--。
手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために--。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と--。



劇中で読まれる詩です。





解説・・第32回吉川英治文学新人賞に輝く、辻村深月の小説を実写化したファンタジー・ドラマ。死んだ者と生きる者の再会を仲介する使者“ツナグ”の見習いを努める高校生が、さまざまな依頼者の姿を目の当たりにして成長する姿を追う。『王様とボク』などの松坂桃李が主人公の歩美を好演、ツナグの師匠でもある彼の祖母を『わが母の記』の樹木希林が演じ、温かな掛け合いを見せてくれる。人と人のつながり、家族の絆、生死を深く見つめた物語もさることながら、佐藤隆太、桐谷美玲、八千草薫、仲代達矢といった豪華共演陣の顔ぶれも見ものだ。

あらすじ・・生きている者が、もう一度だけ会いたいと強く願う、すでに亡くなってしまった者。その再会の機会を設けることができる、“ツナグ”と呼ばれる使者の見習いをする高校生・歩美(松坂桃李)。ガンで逝去した母(八千草薫)と会いたいという高慢な中年男・畠田(遠藤憲一)、けんかをしたまま事故死した親友・御園(大野いと)に尋ねたいことがある女子高生・嵐(橋本愛)など、さまざまな依頼人の願いをかなえる歩美。だが、死んだ者と生きる者が再び出会ってはいけないのではないか、それで両者は救われるのだろうかと考え……。





死んだ者と生きている者を再会させる案内人が見た3つの物語を描くファンタジー・ドラマ「ツナグ」。これは見習い“ツナグ”の成長物語です。


ネタばれは、しませんよ。ご安心を~


ツナグ役の松坂桃李君。
高校生役は、無理ぃ~!無理ぃ~!
制服姿を見て、思わず、ぷ。っとふきだしてしまいましたっ!


死んだ者と生きている者の再会は一度だけ。
生きている者が希望しても死んだ者が拒絶する可能性もある。


死んだ者に会いたいと生きている者が思う。けど一方通行ではだめなのです。
死んだ者も生きている者に会いたいと思われてうれしい。
このお互いの気持ちが大事。
つまり・・・死んだ者に会えるということは、生きている者と死んだ者がお互いを大切に思っているということなのです。


若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること--。



なにより・・・
この詩が、頭の中を反復します。


ツナグ10月7日鑑賞


ねね、
松坂桃李君と三浦貴大君(三浦友和さんの二男)って、そっくりですよね~!
・・・
松坂桃李君・・・・・・・・・・・・・・・・・三浦貴大君




・・・  今日はこの辺で
コメント (17)
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