青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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上京堀川うえいあはね北小大門町奥入リ朧月見夜百九

1583年04月23日 00時00分00秒 | 投稿

マグロの頭かしら、が青い銀杏ぎんなん、を咥えている。
冷凍段階で切られたこれは、内側に重ね着せし下着、四枚をいちいち、外側へ露呈すが為、身を多層に切られている。
乱雑に組み合わさり、山状を織り成す板氷の中央で、マグロの多層下着が透けて見える。
尾の傍では、遂に骨が見える。
配膳台の上で、高さ三十八糎で立つマグロは、時間が過ぎると、氷板の支えが弱まり、どこか一方へ倒れかかる。
この時、加えている銀杏を、牙からこぼし落とす。
自己の落ち度への直視機会として配膳されし、つまりは罪、これとの眼前へ今更再び、無礼を働きしは我。
輪郭が乱雑である氷とは、透過度とは、透け見える多層被害とは、鋭流器具による入念作為とは、見開き続ける死寸前の眼まなこ、とは、氷板とマグロの首の間に絡む、イバラ状なる緑とは。
イバラ状はイタリア原産、Pau物流、難波経由。

奇怪な板状。

マグロの首に回る縄。


霧湧く冷凍段階。

氷の板と、冷凍マグロの間には、イバラの縄が挟まっており、これはマグロの身体へ、氷の向こうで、すだれかかっている。
喰うべし、との提案を帯びているかに思える、マグロは霧を湧かせており、この新鮮さ印象は、喰うべし提案、時間経過事実を経て、己の内に秘める、云うべかざる、肉削ぎ落とし観念に、イバラのトゲ、歯を喰い込ませていく。
マグロが湧かせる霧は、氷の向こうに透け見えるイバラが、肉削ぎ落とし観念に刺さっている状態が、ほどけていく推移を許さない。
日常にありきたりな平凡思考と、肉体体温が、戦慄を蒸発させないようにする。
霧は突き刺さり状態を、凍らせる。

装束は、段ずれ、を見せるべ。
マグロの下側、腹が尾にかけて、こうなっている。
作為にて、四段目には、イバラは届き触れてはおらず。
そして、五段目にも、届いてはおらず。
視野の中央、いや端、いずれを経て、とにかく成文の完成を、強要する因子振る舞いがこれら。
人間の頭部が、配剤を、匂う、断ずる、との段階を講じいくに当たり、理性の先端に在る指を舌に変え、舐めまくらざるを得ない、暗室の内、匂う、断ずるの、背後の務めをこれらが担う。
匂う、断ずる、いずれが、いずれを、在らしめしか。
問いし者、博学者への欲望をたしなめられいくが定めなる、彫刻刀の氷像の問いがこれ。
攻撃力へ過剰陶酔の相を自他に諭すのみが、この氷題。
匂う、断ずる、これらが発生していく推移は実に、さり気無し。
人間は、強欲に、日々、無法権のまま、かくなる、俯瞰上指摘を、ほふりまくるが、ご生態と定め。
ご生態へのかくなる俯瞰上指摘を、貪りし理性者は、如何に、通常人判定に立ち戻り、さり気無さを、平然とほふっていけるであろうか。
仕事を、要す。
さり気無く、お溜めいきし、人の記憶にそぐわぬ肉削ぎ落とし視野時間、こちらと、自らの御意思にて、ご惜別頂くべく、なる。
このように、自己が抱きし彫刻刀を多層へ覆いいく複数の布を思いつきし者は、頭部の内に、机座席が並ぶ教室の間の通路を自在に縫い歩く、秘書を飼う筈。
複数の覆い布の成分、成文を着想するに至りし者の、口の背後、鉛筆での二重書き向け用紙、後ろ側置きに残りし、筆記文字の周囲、白みは、秘書の労働後疲労。
左脳の配下に秘書を雇っている、と世に告白せぬ者は、自己の内に、秘書の職務上の悲喜こもごもの声を宿す。
この、声の宿り、大量音声分と等価なるは、筆記文字の周囲の白み、無量大数たいすう、例。
文字周囲の白み、膨大例はそして、如何に、筆記候補の文字を、浮かばしめゆくか。
かくなる問いを、いちいち克明に成文化するに至りし、ほふり癖殿が御座りの頭部の奥、天幕寝殿は、さり気無く、匂い、断ずる。
その対象はいちいち、どういった方角に潜むか、との憤慨にて、頭部を駆動せずのまま。
匂い、そして断じいってしまう。
その結果、その結果、との主体を察知せずのまま、腕が自然と律動されいってしまう。
中京料理、一派閥の在り様は、常にこれ。
人、理性、こちら方が、殺傷を選びいく際の手腕の御在り様を、如何に御配剤すべきか。

段ずれなる、マグロの腹は、細微を含めると計、八段しつらえ。
これらは、人の視野を経て、人の頭部に、どうにか、罪をお認め頂くべく、罪の存在階層を匂って頂くべくが配剤である、背後群。
“私は
purifiedであり、そしてねおの原稿が毎日仙洞御所せんとうごしょ、に運ばれるようになって慶んでいる。
これとの、
ちょおうりんきぃ価値なる正露丸は果たして熊本銘酒美少年の瓶への挿し込み後が精分かしら。”
このように匂う、匂わない、いずれであるとして、必ずこの装束には、罪が隠れる。
何故かと言うと、かくなる、成文、大広宣事態へ、瞬時すら非忌避続けである指の内側、腹側、瞬時に無数段への無法規変化皮膚と筋肉成分、常時面接採用中企業に詰める重役と新卒学生の数が、全てを知る、が答え也。

時間が過ぎ、マグロは銀杏を口からこぼし、客の当惑を買うも霧を沸かせ続けるのみ。
箸は、客に薦められておらず、また喰えそうな身は堅過ぎて、無し。
約三十分後、観念的に、視野に映る辺り一帯に、自己に潜む罪を頭部から吐き出し、云われ得ぬ、希少憤懣に佇む最中にある客の傍に、別の料理を台車に載せる給仕が近づいて来る。
マグロは、台車の下層に引き下げられる。
この時、銀杏は給仕が探し、拾う。
大皿に盛られた、別の料理が食卓の中央に置かれる。
大皿と、客の人数分である小皿は難波で流通していたところ、京へ自然漂着している。
Pau地下発宇宙船による難波への食欲刺激剤投下事業に用いられし、皿ごと冷凍料理弾の薬莢が、フランスの隠密身分、隠遁済み貴族、
外星人用達料理店の食器だった。


氷の板を穿ちしは、無言、だった。
云わずべし、との所以を、遠きに置き続けるべし最奥扱いの結果。
月、難波の倉庫、京。

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