青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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二百二十三面目   花柄の筆箱を包む物は その十一 う

2024年07月23日 17時45分00秒 | 投稿

北京は臨時検分団を難波へ派遣する事を決定します。
現地で発見なる有用資料、暫時拾得後、即時、猛禽咀嚼上下顎、これ義倭団の口に非ず、と毎瞬自己弁護団です。
この一団は難波に向かいます。
難波港で小型船舶に乗り換え、尻無川を上り、船着き場に到着すると同時に一団は予定通り、上海のある貿易公司の全権者を難波で気取り始めます。
 
この振る舞いにより発生すべしである上海への支払い項目は、この無許可振る舞いの露見を問わず、面子でした。
後に北京は、部下として、上海の当該貿易公司を確かに持ち上げゆく、と予定していました。
住之江区、住之江公園の西側に木造の倉庫が立っています。
  
北京は上海と難波の関係へ、下品に乱入し人脈や情報を絞り上げていました。
その結果曰く、“名は冠せずらしきこの倉庫への見回り役、なる筆記の発生が要する権能は京と難波の関係を激しく揺り動かす、人気舞台女優の高級カンザシ”。
換言すると“倉庫への、見回り役、接近推移は、難波にとっての最高危険神経故、何者も断固、接近すべからず”です。
北京市政の分析ではこの倉庫の正体は“対上海侵入神経、操作筋力量、難波、随一”と浮かんでいました。
非義倭団は倉庫の入口で見回り役の到着を待ちます。
 石構えやらは無し
 枠内が門周囲に敷き詰め
すると、見回り営為にとっての常識的時刻である夕刻の五時頃、内燃機関の搭載を機械音で誇る、黒づくめの高級馬車が到着して来ます。
下車して来る計四名は、予定外の遭遇相手に驚きを隠せない表情です。
“上海の調味料を主要品目を鼻の下に塗り笑い歩くが生業である貿易公司の一団”は、慶びを鷹揚に開陳する表情と共に、ここでの待機理由の披露に移ります。
理由とやらはしかし、二点、相互循環参照に満ちています。
“何らかの通関手続き上の予想外事態を、手前共にお伝えに来られたのでしょうか。”
“違います。
意味深な言葉を毎瞬、あなた様に告げたがる衝動を、隠せずの様は、こうした笑顔である、と正直にお告げしている様、これについては毎瞬、清冷水なる事実でございます。”
口が、鋭敏に動こうとする瞬間に至るまで、頬とは肉の厚みのみで笑顔を構成し、口へ横暴君臨なる校舎気取り。
大勢の人間人生を、火薬粉末役に処して生じたるは戦史の知恵。
これを駆使せざるを得ない状態に導きしは、そちら、と未来の我は主張したし。
見回り役側は、深く困惑した表情が続くばかりです。
“そちら、上海の貿易公司は、何をご要望でしょうか。”
眼球と、眼腔領域は、以下云々。
猛禽なる笑みを灯す貿易公司側の長。
見回り役側は上海の要望を察します。
“倉庫の中の検分に、立ち会わせろ”。
見回り役側にとっての倉庫の捉えは、難波経済、最高機密指標管理区画でしたが、上海側の覚悟の存在を既に確信しています。
常識的段取りに従い、難波は上海へ、代表団名と長の官職名の再度の口上を依頼します。
そこで北京市政は、まず上海に実在する調味料を専門分野とする貿易公司の名を、次に上海近郊にて学閥意識、堅牢なる家柄の姓と、これへの容易反逆意識、龍の尾なる名を発します。
すると月人を常客とする外交施設や高級指標展示施設、及び財界人の歓談場を兼ねる医療機器展示施設への見回り役は、致し方無い表情で北京市政を倉庫の中へいざなう仕草を見せます。

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