青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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上京堀川うえいあはね北小大門町奥入リ朧月見夜百八

1583年04月22日 00時00分00秒 | 投稿

全時代、ねおの料理は、御客の胃殿を、御満たし致そう、対、胃を凌駕するとの人間思想の根幹、精神と理性の二者の間の隔て、難解裁縫領域を、高機能で満たそう、でせめぎ合っていた。
当該時代、精神と理性の二者の間の隔てへ、介入する術、とやらが京各地で開発されていた。
この術が、当該領域へ降りいく様は、ろ過膜、二層、強、弱が待つ雲海圏への、突破の勢い。
まず、ろ過膜、強にぶつかる事で、減弱したる落下勢力が次に、ろ過膜、弱に向かいいく。
弱へ向かいいく際との、簾すだれ、への砂利氷水流れ模様には、個人各々、固有の癖が有る。
主催する知性による、操作は不可能。
かくなる断定に立つには、歴史を要した。
そして、その断定との、人様の御食事を統計資料に資したる結果を素材とする下駄を踏み、立ちすくみての熟慮を選ぶ。
介入知性側は、操作不可能性、を近接診察してはいられず。
簾への流れ模様を、無視しての、連射ごと、の相を事前認識する、以前の良俗上断定がそれ。
個人各々固有である、簾への流れ模様を、皿扱いである竹筒とお見なし致す。
この簾領域より向こう、ろ過膜、弱より向こう、が料理の主眼に非ず。
簾への流れ模様を、無視する事も、主眼に非ず。
人様の、簾への流れ模様を、御自らの意思なる、勢力の増幅領域に、御選び頂く、べくの取り計らいが主眼也。

人は、食膳の機に立つとなると、すべからく、手と胃、理性と貪食への恥、これらが相互口論状態に至る。
俯瞰上、このご指摘は必ず成立する。
成立せねば、人に非ず、けだもの。
相互口論状態は、順、を無視する。
相互口論状態は、順を無視する、との存在上、必需業態に、頑迷に耽り続ける。
この成文の凝り固まりを、ほどく術の考案に京は耽り続けた。
この趨勢すうせい、は公知だった。
どこの料亭、旅館、料理業界内株仲間、料理種派閥、食材所掌組合、全ては、時間の逆行を実現する術を模索していた。
相互口論状態は、順を無視するが、発生したる無視を、すぐさま、恭順きょうじゅん、に変えるなら、無視は、九割方、大破綻を見る。
かくなる臨床上視座に、料理業界、どこの者も通暁していた。
また、相互口論状態は、これの発生直後、自己に関知せしめない。
連続して発生するならば、その強力さの増幅により、当該状態についてのみならず、何にも関知せずである自己が在る事になる。
かくなる、俯瞰上指摘が、容易に成立する。
相互口論状態が連続発生する事で、無関知である自己が想定される間に、強力な甘味を浴びる、との仮定を浴びると致す。
すると自己の内に籠る相互口論状態は、その性能である無視の方向性を、変える事態を過ぎる。
甘味との、稚児の足音への気の緩みが根源である。
とにかく、相互口論状態は、甘味を通じ、順への無視を、恭順に変えていく。
この変更の勢いを、御自らの意思にて、増強して頂く。
簾への流れ領域を通じ。
何かを、御客にして頂く、との欲を料理人側が抱くには、以上との辿り順であった思考の手筈、書き記し段階を要す。
さもなければ、人様の食道を、自己の実験象限好奇心上の連射遊戯の的に捉える、とのそしりを避けるは能わず。
料理が人様の御食事の機に及ぼしいく影響の織り成しを、思案した試しすら無き者が、自己の頭部の内、自己の食欲中枢の傍の衝動や、向学意欲を足場に、人様の食道を、料理刺激で攻めいく。
かくなる俯瞰上指摘の発生可能性は、俯瞰上指摘ごとに満つ京には、偏在也。
食道の真の底、胃に非ず、賤しき生業へ料理人を追いやる風は。

相互口論状態は、順、を無視する。
順の対象が、常に不定。
何かは、分からず。
而して、相互口論状態による、順、何らかへの、無視、特にこれ、無視が邪魔だった。
料理側は入念準備なる手筈を以ってして、この無視を消すべく、人様の簾領域を利用する事に致す。
他者を、思い通りにしたかった。

御客自らが、甘味を通じ、無視を、恭順に御変えになっていかれる。
慶事式典の一式目は、かく。
長きの歴史を要したるは京の料理業界。

御客自らが、甘味を通じ、無視を、恭順に御変えになっていかれた。
かくなる、俯瞰上指摘の後、京料理は下品を、致す。
冬の湖面を割り飛ぶ鶴、後を一顧だにせずも、湖面は芸術の題材。
好き勝手に、料理包丁で切り裂く鯛が、客の理性ぞコラ。

相互口論状態とやらによる、何らかの順への無視を、何らかの甘味を通じ、恭順に変えて頂く。
相互口論状態、何らかの順、無視、何らかの甘味、恭順、これらは、実のところ、料理人側の頭部内の索引だった。
自分達により、勝手に、そのように、捉えられ得る現況視野何事についての、高速翻訳と、その実践先語を招来するが為の。
この索引は禁断である事に、現況視野へ呼び掛けるとすぐさま、翻訳に向け、留置所へ一時連行する権能を有した。
かくなる高機能風体なる横暴さを、京の料理業界は渇望した。
この索引は料理人の、頭部内思考を、高速化した。
料理人は、何らかの甘味を、大急ぎで決定せなばならない。
索引を有する料理人は、その決定が早かった。
以上との、料理業界の歴史を踏まえたる奥座索引を有する者は、必ず、優秀な部下、調理器具に出会っていった。
索引の正体は、丁寧な学習作法を通じた料理業界への通暁であるだけ、だった。
正しく、業界に立つ料理人は、客の精神に走る敷居を、甘味で切り裂く。
京料理、いや、既に廃れたる中京料理の本懐は、客の精神と理性の間を高機能で満たす、に在り。
正しい通暁を認める料理人は、自在に思い付く事が出来た。
客に御出しする、配膳が灯す視野驚愕、これの後の御逡巡、味への御想像、御食感、御味覚、これらの、順を操作すべくの思案に要する、それぞれの甘味は、どういった恭順を強く、早く招来してしまうか、との思考へ至る順を正しく経て。

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