青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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速記掲示板 その千百一

2023年06月14日 18時48分48秒 | 投稿

トゥアウリュプスクフ、牽引馬車諸元。
車輪構成領域は、描画せず。

積載貨物は、到着地の倉庫に荷下ろしされるも、無機能、無魅力が常。
しかし移動指示は確かに下る。
トゥアウリュ、遠方同士が必ず重んじていた、実際営為とは書簡や電話で交わされし成分にとっての、弾倉空ならぬ、全身、前線、警戒兵士姿勢だった。

発車事実が、毎度確認される事により、電話で会話を交わす毎秒、これに籠る取引の真剣さを、甲側が信じ込む事が出来た。
遠方者同士に会話機能をもたらす電話に、頭部を没入させる者が、口でべらべらと語る取引、是真剣也、と信じ込むには、真剣なる行為履歴、あるのみ、との事。


この馬車両は、モスクワМосква、とエカテリンブルグЕкатеринбург、を往復していた。
カザンКазань、を経由せず、北へ向かい、コストロマКострома、辺りの川の浅瀬を踏破し、国道176を南下し、クディムカルКудымкар、を経由し、ペルミПермь、近郊では再び、川の浅瀬を踏破し、辿り着いている。
浅瀬は自然形成へ、ほんの僅か、手を加えた程度。
千六百八十年から二十年が経過すると、この馬車両はモスクワМосква、とクラスノヤルスクКрасноярск、間の往復を始める。
役目は五十年続いた。

これらの類型の巨大馬車両が、モスクワМосква、エカテリンブルグЕкатеринбург、で恒常的に走り回る。
故に、エカテリンブルグЕкатеринбург、発の通常規格馬車が東、ノヴォシビルスク Новосибирск、と激しく往復し、“自己言及すら論外なる、破廉恥な内分泌線と、思春期の王子気取り妄想、二者を同時体現の日々”が顕現していっている。
思春期以前に在ったのは、モスクワМосква、での政務、難解なる人間人生への、馬車上振動中頭蓋、没入の時、との何者も俯瞰描写不可能の時だった。
何故なら、まず、モスクワМосква、はエカテリンブルグЕкатеринбург、とクラスノヤルスクКрасноярск、間に、何ら知的配剤を配ろうとはせず続けであった。
また、エカテリンブルグЕкатеринбург、はモスクワМосква、政務を作為にて、頼ろうとはせず続けだった。
“モスクワМосква、所属者と特定出来ずなる、裏社会属性”との取引の日々に。
モスクワМосква、とエカテリンブルグЕкатеринбург、は互いに他者として在り続けている。
ともかく、エカテリンブルグЕкатеринбург、はクラスノヤルスクКрасноярск、へ破廉恥に向けて駆け出すに至る。
モスクワМосква、はそれにとっての、長き前後にわたり、当該振る舞いを言語にて許容しようとはせずであったが、実現力を、陰ながら、エカテリンブルグЕкатеринбург、にもたらし続けている。

そして、モスクワМосква、近郊を往来する馬車両にとっての、振動中頭蓋、没入者、これとの生命線での激動なる職務者は、ベラルーシ、ポーランド駐留組だった。
ここらでの、職務の必要性は、モスクワМосква、政務上層者にとっては無言ながらの、一大公知ごとだった。
ベルリンBerlin、を攻略すべし。
トゥアウリュ躍動時期、初期、中期、後期それぞれ、ここに対する攻略必要性の理由は、変貌し続けている。
これは既に明かしている。
パリを、見ている。
次に、パリを中心として欧州各地で発生しいく物流上指標を、見ている。
この指標をモスクワМосква、は今で言う、安全保障上の重大懸念ごと、として注視するに至っている。

トゥアウリュ構成者、ベラルーシ、ポーランド駐留組は、漆黒、連結馬車両群を深く知っていた。
“人間の頭部を連結せしめようと振る舞う政務と、これを巧妙に手綱で操ろうとする祭祀、これら二者を通じ、全身を、遮二無二、見苦しく得ようとする者が存在する。
人間の身体と頭部を連結する首が、何とある時、無政務、無祭祀、言わば無根拠、無法源ながら、突如、自ら、無数の首群を数え出す、との振る舞いだ。
どこから、首群を、徴発するのだ。
分かっておらずながら、とにかく、俯瞰上、異空間技術にて、都合良く、数え出す。
首とは、何者なのだ。
この問いへ答える事は、文学的、数学的厳密論理上、政治的、いずれを象限としても、何者も不可能だ。
不可能性を、この問いへの回答思考者の頭部に吹き付ける者、これは、自らの首に、執務室を構えている。
自己と他者を、自然に繋ぐ、穏やかな良識、常識がその扉だ。
高機能品目を輸送しまくる馬車の振動を、人間に、伝動せず、との実態を、政治的に完璧に、実現するには、演技ならぬ、毎秒真剣なる、大軍事演習へ、人間が没入する必要を、一瞬とて知的侮辱、言及せずのまま、無数の頭部群が、とにかく大軍事演習。
かくなる、間抜け成文。
喰われ、空になった弁当、高級なる箱を、まだおいし気に抱え歩き、気分が高揚中らしき自らの左脳による。
歩き揺れる弁当箱、高級なる食材の味覚を覚える我が頭部、とにかく大軍事演習へ。
美化修飾を成文へ浴びせずべし。
その検討を選ばずべし。
とにかく、我が頭部、大軍事演習へ。
無数の頭部群が、弁当箱や食材の輸送に関わっているならば、無数の頭部群、一つずつは我が頭部との自我を唱えつつ、大軍事演習へ。”

ベラルーシ、ポーランド駐留組は、モスクワМосква、への帰投時に、同輩により仕事場を紹介される形で、停車中の連結馬車両へ案内され、外殻のみを見ている、が大抵だった。

ベルリンBerlin、を警視する形で形成されていった、物流上要衝地にはトゥアウリュが支配する倉庫が存在していた。
ポーランドのクラクフKraków、ワルシャワWarszawa、ベラルーシのミンスクМінск、ウクライナのキエフКиев、ここらを中心として、それぞれの市の周囲には大小、無数の倉庫が林立している。
倉庫群には多様な形で、トゥアウリュの眼力に適いし品目が配送されてくる。
一般物流から浮く品目群を査定し、適切な一時的展示先を洗いいく動きの枠組みを策定せし者、及びそれへの全貌俯瞰者は不在で在り続けた。
しかし、展示先の適切さ、そしてトゥアウリュ体内にとって肝要な神経快楽信号でありし、配置の適切さについて、疑問や不満を声高に唱えし者も、同様に不在で在り続ける。
トゥアウリュ体内に、思春期、これが健全成長、との時をもたらすべく、少年期よりの決別文字を筆記していったのは、カザンКазань、を自らの判断で疾走し続けし連結馬車だった。
トゥアウリュは結果的に、カザンКазань、約四十年にて、頑迷に、過去との決別儀式上の賞状を欲していた。
ベルリンBerlin、を軽視するトゥアウリュに、ポーランド、ベラルーシ、ウクライナ間の物流上判断を素早く、滑らかに成立せしめていったのはカザンКазань、が律動していきし、エカテリンブルグЕкатеринбург、ここと複数市の間で発生なる、“堅牢肉体青年への、変貌を正当化する議論”量だった。
“これら希少品目が、我らの市が配送され、恩典を浴びるとして、配送され事態と、恩典事態の間には確かに、高速に正当化論理が発生している”、とエカテ、複数市間は主張していた。
トゥアウリュは、ポーランド、ベラルーシ、ウクライナ領域に、いちいち、口やかましく、書簡指示を送らずが常で、そうした書簡の発生は極めて稀だった。
カザンКазань、の判断に先行していたのは、ベルリンBerlin、への警視政務、前線組が駐留するベラルーシ駐留組を、自己市への所属者として見なしつつ、他者意思の存在に、目を眩ませられ続ける、モスクワМосква、とベルリンBerlin、間に満つ緊張状態だった。
“政務言語は月文明を、一切言及してはならず。
月文明が、政務言語を、指揮棒として振るい出すに至るは必定。
かくなる断定、頭部内にても、云わずべし。
その所以を、身体は日用品に頼りすがり、探さずべし。
いずれ目は月の隕石孔に変貌しいく一手目が、通常日用品への頭部内郷愁。
月文明に触れし政務にまつわる畏怖、疲弊は無言式、物流への表面上貢献振る舞い、その高速さで燃焼せしめるべし。”
カザンКазань、には確かに、かくなる視座が漂着済みであり、その存在の意味の重さは長き吟味に処されていた。

千四百年二十年台から千七百九十年台まで、以上の地点が月文明圏からの物資の転送先だった。

ポーランド、ベラルーシ、ウクライナの各市はトゥアウリュの動きと並走する事により、通常物流より浮く品目、いずこか知らぬ先への融通に協力し続ける。
融通先は、品目と、必要性が出会いし市、だった。
協力により各市がトゥアウリュから浴びし恩典は、“ポーランド、ベラルーシそれぞれの広域及び、ワルシャワWarszawa、キエフКиев、ミンスクМінск、三市領域内に、国内が産出する農作物に関する検分意欲へ大増量をもたらす”、との描写に象徴されている。
頭蓋内純正なる、鍬振り意欲を、万年筆型銃を厚く梱包する多くの月産品目群が人間へもたらした形だった。

ワルシャワWarszawa、キエフКиев、ミンスクМінск、三市領域内を中心とした、農作物への検分意欲の増量は、豊潤発酵パン標高品目、これらの市への大融通の検討に出会うも、保護を受けていた、と言えた。
トゥアウリュによる査定、“段階へ未達判定”や歴史をまたぎし総意、“三市、未来、女子の指凍り事態を避けるべし”、そして機を見ての、
ドイツ発の月語医学書籍、分割紹介は万年筆型銃、月産品目群、いずれかとして振る舞っていた。
三市それぞれの頭蓋内純正、自在自我、孤高生育なるこれは侮辱ならぬ一大樹、に向けて。
三市の中でキエフКиев、は特質を有していた。
“周囲の市に伝わる麦の豊作報告が、時折キエフКиев、に対し思考にとっての主体、客体の逆転を、溶解的に振る舞わしめてくる、との事実をキエフКиев、上層は深く不快に感じているが、その量と質は政経上判断主催者にとって、時間経過と共に深く沈積傾向。
この傾向は、キエフКиев、上層に、懸念事万象について、問題有り、と云わしめず、の所以を正確掌握させしめず、との霧状態様なる意識被害を、一定期間後、必ず、ミステリーサークル刻印していく。”

キエフКиев、は“謎なる、モスクワМосква、より出でる裏社会属性、月文明とは昵懇の仲”との、時折の面会を含む地下交際関係を通じ、頭蓋内純正なる、文字実弾発射意欲を、    。
以下の対話は、トゥアウリュによる査定、には影響せずに終始し続ける。
“いつまで、あの経済指標に固執し続けているのだ、そちらは。
そうであるならば、以前話に挙がった、就学、留学意欲をキエフКиев、周囲に無指向拡散しいく政経上懇親態度を克明に成文化する計画は遠いと言わざるを得ない。
“・・・・・・困っているところです。
キエフКиев、は長らく、・・・就学、留学意欲と当該経済指標の相互溶解模様を・・・言及すら出来ず続けで御座いまして、その真因を、追おうとする際は、言及、就学、留学意欲、経済指標、これらを、口内溶解せしめなければならず、かつかくなる措置をみだりに明かしてはならず、との不文律が優勢なのです。
経済指標に長く固執している、のではなく、口内溶解へ抵抗しつつ、経済指標を克明化すべくの措置を考案しているところなのです。
経済指標について熟考しているのではなく、今の自分達にとっての経済指標とは、何であるのか、と克明に捉える際に、その指標の価値が、自分達にとって極限化しいくべく推してくれる民生指標は、全く自然落下果実、一般家庭の庭での少量個数。

かくなる成文しかない、と断じている段階で御座います。
成文のみがキエフКиев、に就学、留学意欲をもたらしいく筈なのです。
しかし、民生指標、自然落下果実、これに最も難儀しております。
キエフКиев、は全く聞かないのです。
そのように捉え得る民生指標は存在していないのです。
困っております。”
“月産のソロバン、政経上思考を堅牢化しいく、回転可能な直径二十五糎大の球体儀の動きに連動しいく、水車の箱群を飛び移りいく球体の音の怜悧さ、月産電卓、理系思考鋭敏化効能を有する各種からくり構造利器、無数種は如何であったか。
官僚の肉体、確かに絡め取ったり、とのお答えまでをは、望みませぬ。
牽連を、強力に、お知りになっていった事でしょう。”
“大なる、卓効を私達は能動的に耕しいき、熟知していきました。
・・・嘆かわしい判明事が・・・ご紹介して頂きました、光で人の姿を感光させる写真機器に挟まる白い板が如く、顕微鏡の照準に捕まる狭いシャーレ内微生物が如く、・・・克明化功利を、主体として、野放図に、勃興国を宣言する、夜盗馬車団が如く純正に振る舞って参りました。
嘆かわしい判明事、克明化の前に、まずは無力との自己の存在を認めておりました。
そうであるが故に可能となりし、自己にとっての過去、無力でありし、微力政治の程度への検分の時の経過を、見詰めておりました。
そうであるが故に、・・・。
そうであるが故に、・・・。
そうであるが故に、・・・。
口内溶解を、強要せしは、ウクライナ広域に満つ、麦の豊作事実、これに非ず、との大事実をキエフКиев、は認める事は出来ず続け、かつその真因は、口内溶解に毎瞬依存中思考にとっては、幾重ものカーテンが揺れる迷路を走り逃げる児童の頭の中。
かくなる事実に脅かされずである、言わば変性無き成文の存在を、静謐注視する自己の存在を認めるに至りました。
かくなる長文。
これなどには、誰も、到達するには至らず続けの筈、との視座に今、慨嘆へ耽り役の頭部に辿り着いたところで御座います。
口内溶解を強要せしは、麦の豊作事実の筈、と強固憶測するとして、当該憶測の担当者は、口内溶解の進行には無力。
これが私達による、就学、留学意欲を恒常確保すべくの政治思考の在り様でした。
農業関連の指標を報告すべくキエフКиев、に参じて来る、方々の市の代表者は、キエフКиев、へ到達以前と到達以降、報告を語る際に予定せし、声色を変化させてしまう。
かくなる事態について、何者も、無察知続け。
故に、真因は、キエフКиев、周囲に存在すると、拡散気味に振る舞わざるを得なくなってくる。
声色の変化を何故キエフКиев、は顕現せしめてしまうのか。
方々の市がキエフКиев、を頼っている、が原因である。
口内溶解は、真因とやらは現在、キエフКиев、周囲に存在する、との振る舞いにより、発生している。
真因とやらの正体には、ウクライナ人の頭部内に於ける、誠実な追及思考を医療診断し続ける、ウクライナ語、原典辞書が俯瞰上、合致する。
真因とやらを、キエフКиев、周囲いずこに匂いつつも、誰も追及を試みようとせず、真因を攻め立てようはせず、との時が過ぎるとして、ウクライナ語、原典辞書は厳しく、口内溶解を顕現せしめてくる。
キエフКиев、の頭部たろうと、挙手せし者が選ぶ経済指標を特に狙い。
ウクライナ語、原典辞書は何故お怒りか。
方々の市がキエフКиев、を頼っておきながら、豊作により発生している農業関連指標をキエフКиев、に投げ付けるばかり。
俯瞰上、この振る舞いへ、と思われる。
指標に乗りし、豊作との力を統御すべくの政経上の務めをキエフКиев、に投げ当てておきながら、外交上現況指標の入手元や、農業施策の洗練後の発表掲示板としてキエフКиев、を頼る。
かくなる在り様に、気付きいこうとすら、せず。
ウクライナ語、原典辞書は故にお怒り。
就学、留学意欲より先に見知るべき難儀問題を浴び受けるべし、と。
キエフКиев、周囲の市は何故キエフКиев、の左脳を助けようとせずであるのか。
そして民生指標、自然落下果実、少量個数は、在りません、聞こえません。

“周囲の市に、伝達をなさっては如何か。
お急ぎなされ。”
“農業行政の仕事が膨大で、不可能なのです。
毎日、毎瞬、出来ないのです。”
“では、どうするのだ。”
(ウクライナ広域の豊作と言い、ウクライナ人と言い、食料標高の価値の連結と馬車化が早過ぎる。
主体として、君臨し始めるが、その所以を自問出来ずに至る速度も同様に。
どちらが、ウクライナ語、原典辞書に、より早く障りを為せし、か。
分からぬ。
ワルシャワWarszawa、キエフКиев、ミンスクМінск、の若者にはいずれパリParis、へ勇んで留学に行って貰いたい、との願望が、何者かにより、隠されている事実は非言及たるべしなのだが、留学意欲を恒常確保出来ず、となれば・・・今はまだ考えたくはない。
諦め、は退行を、周囲何事へ、伝え漏らしいくが根深き素性。
いかん、これではいかん、のだ。
麦に埋もれての、嗚咽顔など・・・。
喪失は、いかんのだ。
我らトゥアウリュとの高度牽連候補人数のそれは。
考えたくは、ない。
思考のよすがに、ある程度の、喪失を認めいくとする、などと。)


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速記掲示板 その千百

2023年06月14日 16時03分40秒 | 投稿

トゥアウリュプスクフ、牽引馬車諸元。
車輪構成領域は、描画せず。

積載物資は、

画像からフックを除き漆黒、月製万年筆型銃、弾四発入りが四本、
月製蓄電器、一機、
月製瓦斯装填型焜炉、三台、
月製白黒映像映写機の部品群、組み立てると七機、
月産洗髪料入り白い五百粍リットル容器、三十五個、
月産石鹸、無数個、
月産乳液入り容器、二十本、
月産毛抜き、
月産眉毛抜きと、両眉整え器、
月産カミソリ、
月産化学繊維製カーテンと絨毯、
月の工場に在った火薬入れの土器系壷、

この連結馬車両は千六百七十三年、モスクワМосква、で製造され、すぐさま北へ向かい、南下し、カザンКазань、へ向かう。
以降、三十九年間、一ケ月として休まず、この馬車はカザンКазань、の物流上要衝地、三カ所間を激しく移動し続ける。


カザンКазань、でのこの動きが先頭として立ち、律動していった動きが、同様なる裏社会属性の連結馬車両の製造、他市への移送、そして律動振る舞いへの推奨との、つまりは鱗粉りんぷん、の拡散だった
製造地、移送先は、それぞれ。
周囲へ鱗粉を拡散せし、カザンКазань、での動きに於いて積載していた物資は以上だった。
連結馬車はカザンКазань、で激しい移動実績を求めた、までだった。
下った指示に基づいていたのではなく、カザンКазань、を取り巻く緊張の中、連結馬車が自ら選んでいった動きだった。
カザンКазань、の倉庫群へ価格は付けられぬ裏社会品目、大小を配送していたのはモスクワМосква、発、エカテリンブルグЕкатеринбург、行きトゥアウリュ馬車両、及びカザンКазань、近くでヴォルガ川река Во́лга、へ架かる橋を渡りしモスクワМосква、発、軽量物資輸送馬車だった。
ヴォルガ川река Во́лгаへ、及び、カザンКазань、市内で架かっていた橋は、月製の合成鉄鉱素材が柱の骨に登用されていた。
ヴォルガ川река Во́лгаへ架かる橋については、鉄製の柱、大量本数、同時通過は避けるべし、が常識だった。
鉄製の柱は全て、喫茶象限呼吸、完全脱臭、無言にて徹底義務領域との、コンクリ製、木造製倉庫群、モスクワМосква、周囲二百、五百キロ圏内へ、地下に穿孔されし月文明圏の工場空間から転送されている。
亜鉛鉄鋼製の柱、銅製の柱、鉄製の柱、窒素混在金属製の柱、これらの総計、十八屯が一年の転送重量だった。
千四百年台末期の、少量が次第に増していき、千五百年台後半に、当該総計重量に至っている。
毎年、二十屯以内なる金属系の柱、四米から三十七米物体の転送は千六百七十年まで続いている。
これらの物体の融通を遠方より、政務所掌していたのがトゥアウリュだった。
柱状の転送物は明らかに、提案を唱えていた。
“下水構造を整備すべし”、“官民間、喉に籠る、不和提唱罵声による文明疾患を厭わず”。
金属系の柱の形象を変形させる重機は、モスクワМосква、周囲のコンクリ製倉庫群に複数点が存在していた。
赤く光り、千七百度との高熱を発する月製、電源内蔵型死後科、刃状で、撫で溶かすべし。

カザンКазань、が律動していった動きとして、エカテリンブルグЕкатеринбург、と各市への連結馬車両の激しい往来が、まず挙げられる。
エカテリンブルグЕкатеринбург、発、
チェリャビンスクЧелябинск、行き。
クルガンКурган、行き。
ペトロパブルПетропавл、行き。
カザンКазань、行き。
クラスノヤルスクКрасноярск、行き。
ノヴォシビルスクНовосибирск、の北西の亜湿地地帯では、ノヴォシビルスクНовосибирск、で出会いし、“我らの物流へ理解を示さず、である人種と、こちらによるご政務を、分け隔てて考えるべく”の時を、三カ月に五度過ごす。
“お使いなされ、との置き方にて、倉庫に、我らの融通品目を置いていたが、無視に処し続けられた。
しかし、どうにか、ここ、ノヴォシビルスクНовосибирск、を落とさねばならない。
これは、明文化されしモスクワМосква、の祭政上意思やトゥアウリュを行き交う書簡に載る指令に非ずであるが、断固、二者にとっての、無言、克明総意。
こんな事態は、不和の根源也。
エカテリンブルグЕкатеринбург、とカザンКазань、間の穏便交際気運が、青ざめいくのだ。
倫理ならぬ、物理ならぬ、市の政務にとっての女、言語に容易言及されざる気分、これに障るのだ。
我らはこれへの推移が、既に分かる人間へ変貌済みなのだ。
それへの推移に於いて私は、穏便な説明や、やや遅れての自己納得に出会ってきた。
私には分かるのだ。
ノヴォシビルスクНовосибирск、には無意味に、無指向に、頑迷な人種が政経上層に居座っている、と。”
トゥアウリュは希少品目との実弾で攻め続ける事とする。
判明として、ベルギー産のチョコレート、
フランス産の玩具、粘性液容器の中で魚、星、イルカ、満月、トナカイ馬車が踊り回り、
フランス産小型チェロ、
イタリア産メロンの中がチェリーシャーベット、
オーストリア産楽曲の譜面、
スイス産腕時計、製造途中段階物、
イギリス産、葉巻入れに九本並んでいる使えない模造万年筆、派手な外装は他者交際へ内心籠る嫌味告白調、
イタリア産白イルカの写実絵、これ撮影写真調、
フランスに大量流出せし、Pau地下との地下交際上、一付随品目らしき、三百五十粍リットルのプラスチック容器入り透明、粘性なる使えない化粧水を計五十本、
月文明意匠丸出しなるドイツ産、純白の陶器製高級筆記具二十本、
イタリア産、発泡スチロール入りニシン十五尾の冷凍、フタは“井”が無数なる高級木製品、無数魚、計四十箱、
トゥアウリュ、璽奥、モスクワМосква、へ移動せしポーランドへの月人移民が携帯せし、月語辞書、一冊、現代の高級ワイン用の箱と同じ、高級装丁なる箱入り。
“あなた達を過去より頭部の深みより、信頼し切っているが、そのよすがにあなた達はまだお気付きに非ずとの事の甚大さを今、こちらへ。”
これらの品目に、ノヴォシビルスクНовосибирск、は弱い。
ノヴォシビルスクНовосибирск、は遂に落ちる。
トゥアウリュとは面会にまで至った。
十年掛かり事業に、エカテリンブルグЕкатеринбург、の裏社会属性は大疲弊してしまった。


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