京今新在家西町おあふかあ二十九－五－二十九

斜めに走る梁はり、は無く、電灯は輝度きど、が高く、床はコンクリで、穴は無し。
外交指標展示施設であるここには、他市、京に対する態度を告白する、楷書指標物、播磨ありま、産ガラス玉、難波産一級にごり酒、奈良産漬物の模写絵、が陳列されていた。
紹介を務める立て札は、無し。
見て、素性を察するべし、との事。

床はコンクリ、床と平行に走る梁はり、は高さ二・五米で。
調理器具展示施設。

車輪有りで、画像と合致する金星産什器じゅうき、に現代の日本に流通する調理器具、金星産が乗せられ、展示されていた。
この什器が、この大部屋に三十台。
一台に一個が基本。

輝度が高い電灯を多く天井に据え付けると、民生との高級牽連度明瞭指標展示施設。
紋様が無手にて、高機能を、内側に、編まれ済みを、認める様を、人目に、二次元平面に乗り、平然と喧伝している。
特殊な紋様が乗るハギレ、例えば着物派生なる布切れ。
見る者の頭の、唸り上がり、つけ上がりかましいき、これを紋様は、機能的に、緻密に、予定している。
言わば、異星人技術製、手触り玩具が狙うは、政経上肝要点を狙いいく、幼児感性圏掌握力の励起。

天井と床は、完全合致。
難波産高級土鍋つちなべ、といった土器系調理器具展示施設。

玄関の上の屋根と、これと相似である上の屋根、二点は無い。
指標展示施設の入口と、施設の外装。

入口を囲む柱を含め、建材の全ては、濃い黒で、暖簾は無しとすると、黒曜石製水がめといった、日常にとっては重量物、平然頓服施設の入口と、施設外装となる。

門は、取り外され、無い。
上め指標展示施設の外装。

暖簾は無く、門も無い。
二階は純白で塗られている。
小振り、上品め、指標展示施設の外装。