四条烏丸、竹屋町、洛央小学校に存在した指標展示施設、
ここは、やや上め、指標展示施設ではなかった。
速記掲示板 その九百七十八、事態が出来しゅったい、すべくに要する条件は、世の移ろいや、日用品吟味の日々より、いと高き雲上、常識理性状態人には出会いは稀なる寺院、ここへの、下駄音控えずの闖入、かくなる長文が後程、慨嘆筆記也、だった。
要するに、現場にて毎瞬、幼き戦慄を顔中に灯す、心臓拍動と頭部血流が同期との、dive、これとの、口数少なし養蚕所で素手を突っ込む見学学生だった。
現代人、そして当時の京人や、京への訪問者が機能を共有する“知る”は、一度として、寺院に対し、内分泌活動による開花を律動させ得ない。
一度として、知るには、至らなかった。
寺院で訪問者がまとうべき佇まいを知らずである者、大勢人数と、寺院への訪問機会を繋ぐ力は、世に唯一しか存在せず、それは死後科への無咀嚼依存量だった。
寺院を、知るとの功利に晒し得た頭部個数が、今回は少数に非ず、らしく、大勢なる人型は寺院への好奇心と、ここでの性的興奮発散予定に胸を躍らせ、肉体を現地へ輸出していく。
指標展示施設、普通、やや上め、高級、そして百貨店を狙いし紫色の火薬玉、福音戦士系企画展示施設は、どれも入口が広く、おおらかに開かれているが、入口の佇まいは、入場者の身なり、検分との要り用への知的構成文密度に関する規格を開示していた。
ちなみに、下めなる指標展示施設とは、何と、展示を唱えてはおらず、観賞者の頭部内要り用に急いで従う、血流と手へ、急いで従う、日用品助、が真価なる品目が置かれていた。
この施設の真価は肉、日常作務上要望から、離れ去っていきたい、とのとどのつまり、厠との遠方存在を頑迷に望む、草花を愛でる意欲を仄めかす通りを歩くお顔よりも、肉迫ごと、そのものに密接に在った。
人間の大素性は日々、急いで従う。
実のところ、草花に非ず、肉体上要望への引っ張られが常。
通りを歩くお顔に、これを問い質さずべし。
これを、指標展示施設が、云えず。
然らば、云えず、へ立派に抵抗する日々を左脳告白可能な方々にとっての、“急いで従う”を最短、最小呼吸化せしめる力として、世に在るべし。
“急いで従う”やその結果の最大功利化、最小負荷化に仕えよ、との事。
これを、指標展示施設が、云えず、との事態は、当該施設の挨拶回りが、物事を分かっておらず、入荷品目が、通りを歩く御婦人に浴びせる声が、“あんた、腹が減っていてここをお歩きでしょうか、それとも、文の素早い流れをお求めにて、新しい小筆をお探しでしょうか、今お分かりでしょうか本当に、とあっしにより、査問されし事態をどう思っているんでい、てやんでい”。
草花を愛でようとして、日々在ろうとするは人の克明な意志、と無言にて主張する京人は、品目による、人への、かような公然侮蔑を、許さず。
そのような品目とは、“急いで従う”に服属せしめる。
その法源は、“急いで従う”の機能索引が載る辞典の、綴じ部分、日常作務上小脳仕草の洗練段階也。
そうして、京人は、施設にて、展示中なる品目を、いや、適当にばらかし置き中の、安物布巾やらを、ぶん取る。
曰く、“人間、その大部分、日常振る舞い、ここに在り”との事。
その根本は、“我が言語索引にて、劣等価値段階物、人へ講評を浴びせ、付随せし知的陶酔を領収する”が始源なる、泰斗算術式。
いかなる学者をも、不同意を、これに浴びせられず。
他者への講評と陶酔、これは京にあっては、相手の家柄や稼業を狙う意思を公言したる、頭頂部への嘲笑と喧嘩売りを意味した。
陶酔利益を、貴人との面会段取り構想意欲に充てる、は魂を吸っていい、との左脳判断事態が、正解なる深みだった。
ご普通を含めず、これより以下との、指標展示施設は中京、上京には存在していなかった。
下京の僻地気味、に無数が点在しているが、京人、そこら大勢は、普通指標展示施設で要り用を満たしていた。
そこで、ぶん取っていた。
言い分は、左脳共がほざくには“金を持っているから”だった。
粉末石鹸、準宇治茶、竹製水筒、茶碗、茶呑み、箸、箸置き、箸立て、飯ごう、高級薪、寿命二カ月半電球、ロウソク、草履系履物、洗濯用粉末洗剤、食器用液状洗剤は月製版と金星版、鉄製細身ツマミ、糸、針、等何もかんも。
食品系も同様に、普通指標展示施設でぶん取っていた。
言い分は、左脳共がほざくには“金を持っているから”だった。
茶色紙の袋に入っているもみ殻まとい段階の米、ヒエ、アワ、竹の壷入り味噌、竹の箱入り氷、その他大量が電灯の明かりと、入口の二米大なガラス水槽の中、酸素注入器の音に包まれている。
う゛う゛ーん゛・・・どぅぶぶぶぶぶ・・・う゛う゛う゛ーん・・・どぅすふすすすす・・・
中にはナマズやらアユ、ヒラメ。
中は木の箱、深い、浅いが専らで、白い発泡スチロールは稀だった。
果物は四国産蜜柑が大量で、青森産リンゴは稀。
京は、食が細い。
喰い、は根本的に下品判定にて、疎まれ量を、沸かせていた。
京人、中京、上京の家屋は、一軒残らずが定期的に玄関の前に、食糧を配達されていた。
要り用に際しては、これに加え、普通指標展示施設へ、買い物に訪れていた。
指標展示施設が、人数の多さや、他人種が数える人数の多さを理由として、訪問を狼藉沙汰と感じる可能性とは、展示品目が、規定する訪問難易度、これが竹製の生垣で、高く囲っていた。
プラスチック形成薬液と和紙製材、これらが混在との、折り方難解なる鶴が降り立つ施設のみが、人数を、不安気に注視していた。
>指標展示施設や、高級調理器具専門卸屋の職員が、大困りする事態を、最大が三名との人数であった月人は誘発せずだった。大困り事態の条件は、京人、難波人、月人、いずれの属性であろうとも、とにかく、事前連絡が伴わずのまま、一度に、五名以上なる二十代前半以上風体者が訪れて来る、だった。
これが言及する指標展示施設とは、唯一、硬軟いずへの変体を仄めかす鶴を宿す、稀有施設のみ、だった。
その他の指標展示施設は、入口の佇みが求める訪問者風体が、自動規定する人数と、遠方さよりの道のりの記憶を、好奇心で燃やしたぎる眼差しを、大いに渇望する運営にあった。
通訳をまたいだ、質問への受け答えの時とは、施設にとっては大収入の機だった。
ロシア各派と、指標展示施設の間では“ああいった品目は、人間の吟味意欲の根の存在をお捉えした傾向を、既に強く認めておりますよ、次はどういったご方向へ、この品目の発展段階には、ここでの展示傾向はもはや期待出来ぬ筈で御座いますよ”との会話が展開されていた。
訪問予定を施設へ明かさずのまま、突如訪れし月人は施設に大収入をもたらしていた。
“御訪問也、いと太き酔客が。
こちらのご風貌との稀人、恐らくは月星の民。
竹取物語の主人公、は今、源氏物語のそれにして、かつ我が店舗。
飛ばし召すぞ我が左脳。
我が営業会話、今、虚ろ舟軌道。
篭絡致すぞ、姫のご好奇視線が蝶止まりせし品目との間に設けられゆく描写説明への御満足心。
かくなる、成文、幾度となく、詠唱されいくは、我が店舗と卸元の間に発生しいく左脳支配やり取り。
篭絡、致すぞ、姫の、ご好奇視線が、蝶止まりせし、品目との、間に、設けられゆく、描写説明への、御満足心、。
つまりは未来、我が店舗、卸元を篭絡しゆく立派青年の左脳言語は、月へ飛ぶ虚ろ舟軌道が如く。
店舗裏の酒樽に隠し溜めいくは、竹取り姫を襲わず、お救い致す、斧が如くなる、平安神宮の廊下での女官との痴話沙汰、御相手は実は月星の民、出向え役職員、情動にて、左脳駆使検討血流。
蒸留されいくは、高濃度なる、歓びの酒。
樽の口から漏れいくはそれによる濡れ。
これこそ濡れの原義、つい。”(平安神宮、江戸時代にはまだ不存在であり、現地には祭祀対象は無き、祭祀系公共施設が存在しており、皇族の陵墓入口を思わせる鳥居が建っており、奥の普通の神社本殿へといざなっていた)