後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

再出発

2015年02月03日 | Weblog
ほぼ2か月ご無沙汰した
もうどなたもご覧になっていないことと思う
だから そろそろ書き出そうかとの気になっている



1月15日の夜明け 
金剛山にはいつも雲がかかっているが
この日は珍しく雲が明いて金色の太陽が昇った
いまは冠雪した金剛山の頂上から北に陽が昇る

再出発その1
携帯電話をもう20年くらい持っている
職場が扱っていたsoftbank(当時はvodafone)
これが無くては仕事にならなかった
そして失業(いや退職だったか!!)
携帯電話はほとんど無用の長物である
スーパー等に行ったとき、小妻との連絡用に用を足す
目覚ましにアラームを使うこともない
それでも、外界との連絡手段として持っている
小妻と合わせて6000円から8000円
年金生活者としては少なくない金額だ
昨年11月にauに変更した
いわゆる「3円電話」「待ち受け専用電話」に契約変更した
メールは受発信とも無料 家族内電話は無料
(嫁いだ娘と孫とは家族契約が可能だった)
費用は基本料3円以外に通話料のみ
2か月目の電話料は176円、3か月目は2200円余だった

スマートフォンを持つ必要性は何もない
情報はパソコンで事前に調べておけば不便は皆無
ましてやゲームなどすることもない
人生ゲームでへとへとになっている身だ


再出発その2
毎日新聞の試し読み(一週間分)をネットで申し込んだ
生きざまに共鳴することの多い「クマ仙人」さんは朝日から毎日に変えられた
http://samidare.jp/jo7uuc2/note?p=log&lid=374459
その経緯についても多くを共感する
子どものころは毎日新聞を読んで育った
母親は娘のころに京都に奉公に出ていたとのことだが
それは毎日新聞の長谷川記者の家だったとのことだ
不思議おじさんも子供のころに連れていがれたことがある
京都のどこかは定かではない
大学生になって朝日新聞を購入し始めた

62歳からの勤務先には朝日新聞OB記者が多くいた
その関係から、朝日新聞の現役花形・重鎮記者と知己を得た

朝日新聞が世間で叩かれた例の問題とは関係が無いが
昨年末のある出来事ことから 毎日新聞への変更を考え始めた
さてどうしましょうかね


再出発その3
日本民謡の「鳴り物」の練習風景
詳しくは後日にご案内するが 
民謡を知らない人には想像することが困難だと思うが
いやむしろ民謡を知っている人こそ実感が乏しいと思もわれるが
その習得は相当に難しい!!!!
毎週木曜日11時から12時半の90分はあっという間に過ぎる
日本民謡を本格的に習い始めて20数年
講師名取の免状をいただいている不思議おじさんにして
習い始めて3か月でマスターできたのは5曲程度
譜面が無ければまだまだ叩けない
ましてや音の美しさ、叩く姿の美しさには程遠い しかし 
「できなかったことができるようになる」体験ができる
昨日よりも今日が「よりできる」と実感できる
師匠は美鵬駒三郎の直弟子 80歳
几帳面な方でかつ熱心 息が抜けない
しかも 最後の弟子だということで熱い期待が重い

民謡の鳴り物はあくまで影の役者 脇役
三味線に合わせ 尺八に合わせ 唄い手に合わせる
「合わせる」には、背景に豊富な技能の在庫が無ければできない
民謡には「これが正しい」という曲は無い
地域と時代によってどんどん変化する
従って様々な「変化はすべて正しい」のである

日本民謡で鳴り物をやる人は激減している

「仕事」ではないもので人のお役に立つ
それが民謡の「鳴り物」修行

お役に立てること
それが生きがいの一つである