収穫後に撮影したので少し貧弱だが
金柑のオレンジ色の実が
少し寒々しい初春の庭に明かりを灯している
ヒヨドリが盛んにやってくる
畑にも彼らの餌は無く
柿や蜜柑などの果実もほとんど落ちてしまった
鳥たちにとってこの時期は、
食べ物が減ってきているのだろう
春までもう少しだ
土地付きの家を求めて30年あまり
子どものころを思い出して果樹類を植えた
ところが子供たちはあまり見向かなかった
仕方なくイチジクなどを伐ってしまった
今ではサクランボ・スモモ
それにこの金柑くらいが残るのみ
その金柑もほとんど観賞用だった
今年思い立って初めて収穫した
横半分に切って種を竹串で取り出す
1時間の作業だった
蜂蜜、粗製糖、レモンで煮詰める
2時間近くも煮ただろうか
相当量の砂糖を入れたが
味はさっぱりしている
喉に良いとのことなので食べてみる気はあるが
なにせ糖尿病を抱えている身だ
どなたかに差し上げたいのだが…
因みに金柑は中国からの渡来種
江戸時代か、そのちょっと前あたりらしいが
そう昔のことではなかったようである
こんなことをしながら とにかく生きている