後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

さよならだけが人生だ…2

2017年05月07日 | Weblog
別れることは辛い
二度と会えないことも辛い
だがどうしようもないことであることも分かっている
この世では 会えば必ず別れるものだ


小妻が自分の退職記念に不思議おじさんに買ってくれたもの
不思議おじさんは体が硬くて重度の肩こり症だった
マッサージ屋さんやピップエレキバン、ひ針のお世話になって来た
手が痛くて揉むことができない小妻は機械を買ってくれた
抜群のもみ動作であった

徳島に単身赴任していたこともあり
大阪に置いてあっこともあり
あまり使用頻度も上がらなかった
そのうち何か動きが変になった
動作がおかしいのでメーカーのパナソニックに電話した
修理はすでに他の関連会社に管理が移されていた
電話で聞いた限りでは部品交換すれば数万円で直るとのことだった
「診断に1500円(1000円?」+税」が必要とも言われた
「直らないかもしれない」とも言われた

修理に来た人は髪の毛を見事にパーマして丁寧にオイルで撫でつけていた
近所の高齢の女性の使用者から見たら「ほとんど使っていないに等しい」と彼は言う
診断が終わって担当者は15分ほども車の中で会社本部に電話をしていた
不思議おじさんはトルテの散歩もあり外で待っていたが
結局のところ2000円ほど払ってすべて終わりだった

何の説明もなくもちろん修理もしてくれなかった
これがpanasonicという会社の実態である

つまりpanasonicは金だけ取って
合理的な説明は何もせずお金だけ取って逃げた
到底お勧めできる会社ではない゜

それから約5年、
孫たちがこの家に来て、この不完全マッサージ器を使うが
もちろん充分な動きはしない
それでも機能の7割くらいは使えたので
孫たちのために置いておいた

それがこの連休中、ついに使用中に電源が切れるなどの不具合が発生
いよいよ寿命が来たようである
機械人生を全うしてとのことなら南無阿弥陀
お教の一つも唱えたくなるが
これはpnasonicへの恨み言にしかならない

企業として作った品物への責任が全うされていない
子会社や関連会社にどんどんアフターケアが先送りされ
製品の本質的な問題は不透明になっていく
これが日本の一流企業の「仕事」とは情けない

中小企業だって 自分が作ったものへの責任では
大企業以上にコストと時間をかけてフォローしている
松下さんが作った「Nasional}や panasonicのブランドに
同じ関西人として誇りを持って生きてきたが
それももう地に堕ちた

panasonic製品を2度と買うことは無いだろう

ジャパネット高田さんがFUJI医療機さんの販売キャンペーンをしていたが
筋肉が衰えてほとんど無い不思議おじさんにはもう不要と判断した
年に数回来る孫や息子の嫁が使う頻度は僅かのものであろう

近々の内に廃品買取業者にお願いしないといけないが
重たい、幅がある、なとで運び出すのは難行だろう

不思議おじさんの家は、古墳のすそ野に位置している
東北方面には11階む建ての高層マンションがあり、生駒山からの電場が届きにくい
現在は難視聴区域として認定され<COMから電場を供給してもらっている
仕方なくJーcomに加入してBSやCS、さらにはCATVなとせも契約している

連休の後、娘や息子夫婦の嵐が過ぎ去った後
川柳では「孫が残こすした置き土産」だが
パソコンやAV機器の不具合ではかなわない
リセットしてみるも無残

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撮りためたHDDも新たな機種変更で消されてしまうという
慌てて藤沢周平の「獄医立花登手控え」の先週分を観たが
特に画質に問題はなく見られた
はてさていったいどんな故障なのか

形あるものは必ず壊れる
ましてや形ないものはもっとたやすく壊れる

こんな痛い経験を重ねてきた不思議おじさんは
絶頂の時にいつも呟く「○○さん、ありがとう、そしてさようなら」
この言葉が心の奥から絞り出されている時
不思議おじさんの喜びは最高張になっている
トップを知る人は、潮が引けた後の冷めた浜の景色も知っている


火曜日に採りに行ったが僅か粒ほどだっ15粒ほどだった
3日後今朝、息子夫婦のために採りに行ったら、ザルいっぱいに

酸味が強く野生の味がする
酸味が強く主張しているか、甘みの登場をサポートしている
巻貝に一部か齧られている粒もあるが、全体には綺麗にできた


僅か3日でこんなに違う収量
これが旬の勢いである。


修理の前に、せめて「刑事フォイル」最終回の画像を連れておく
戦争は勝とう負けようと
戦争に直接参加しようかが、田舎で蟄居しようが
全ての階層の人たちに
否応なくその被害は何らかの形で及ばせる
それは爆弾の破撃だけではなく
人が人を疑い猜疑し、相互監視する社会のことである

こんな優れたBBCのとドラマもも終わった
刑事フォイルは歴史から学ばない政治家たちへの教材であり
金曜日夜の一服の気付け薬、清涼剤であった

なにせJーcomのテレビ接続機器が不調になり
撮りだめていたHDDの画像が消えてしまうからだ
テーマ音楽を録画して せめてもの思い出とした

「こころ旅」の高い音のテーマ音楽が消えていくーーーーーーーーーーー