後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

初夏

2015年07月08日 | Weblog

不思議おじさんの暮らしは「豪華」という言葉とは無縁だ
求めたこともないしそんなものはやってこない

もう10年以上も前のことだが
何処かの偉そうな奴(東京か千葉在住)のうっとおしい男が
「小市民的」などと評してくれたが、結構である
そういうお前は、「大」市民的な暮らしをしてるんだよなぁ
上から目線の救いようのない馬鹿ではないかと思わないでもない

他者への寄り沿いのない奴が、協同を語る
その滑稽さ・理不尽さ
言い知れぬ悲しみと怖さを感じたものだ

協同の世界にも権力は厳然と存在する
しかし自らの権力を意識できない
あるいは権力を自分の力と思っているとすれば
まぁ そのうち答えば出るだろう
まぁ そんな組織には明るさは無いだろうし
明日の世界も暗いものになるだろう

さて「豪華」だが、
不思議おじさんの暮らし・庭で
唯一異彩を放っているのがカサブランカ
枝垂れ桜の枝をかき分け、陽の目を充てることにした
本人(花)は何も豪華さを誇っているわけではない
そこが人間の驕りとは異なる点だ


庭の畑からも次々に土の恵が形を表す
不思議おじさんは確かに苗を植えたが、
このような実が成るほどのことをした覚えはない
堆肥を施して水を遣っただけだ
それなのに、長茄子、万願寺唐辛子
苦瓜、トマト、杏子(巴旦杏・ハランキョウ)などが
見事にそれぞれの姿・形を伴って現れる
それだけでもう感動ものだ

茄子は天麩羅に、
唐辛子は焼いて醤油で
苦瓜は卵や豆腐とのチャンプルに
杏子はお酒の後のデザートが一番だね

今週月曜日に開設されたリージョンセンター
図書館も併設されている
歩いて7分程度 初めて利用した
大西巨人の「神聖喜劇」を予約した
小さな図書館なので本館からの転送を待たねばならない

リージョンセンターはお役所機能も兼ねている
パスポートの期限がとうに切れているので
戸籍抄本と申請用紙をもらった

パスポートを取ってどこに行くかって????

ひょっとしたら
あの世に行くにも
パスポートが必要かも ね

明日から新たな民謡サークルの鳴り物(主に太鼓)伴奏開始
迷惑をかけないため
恥をかかないため、繰り返し練習をした

持っていくの締め太鼓、平太鼓
それらを置くための組み立て台など
まるで夜逃げのような荷物になるので
雨は堪忍してほしいなぁ