後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

第50回産経民謡大賞

2015年07月06日 | Weblog

7月25・26日は西日本で最も参加者が多く
レベルもかなり高い産経民謡大賞のコンクールがある
http://www.esankei.com/event/traditionalart/sf/50th.php
不思議おじさんは「壮年の部」で午後2時半くらいの出演
地方予選(高石会場)を6位で通過したが、本選では10位までしか表彰されない
今のままでは到底上位入選は見込めない
精進あるのみ だ

7月5日は関西民謡愛好会の第5回記念大会だった

かっては関西民謡推進協会として大きなコンクールが催されていた
不思議おじさんは青年の部で6位に入賞したことがある
ゲストは歌手に佐藤美貴さん、尺八はそのお婿さんでお馴染み米谷大輔さん
三味線はコンクール第一位(2012年)の上村彰洋さんという豪華さ


プロとアマの垣根がなくなったとの話はいろんな場面で聞くが
日本民謡ではその批評は通じない
圧倒的な迫力、うまさ、魂を揺り動かす技術… 
改めて感動した
不思議おじさんは「吉野木挽き唄」を唄ったが
唄は大輔さんの尺八の素晴らしさに負けていた

少し前にこのブログでも触れたが
産経民謡大賞予選高石会場で大輔さんとお会いした
当然、誰かの三味線伴奏かと思いきや!!!
「大賞の部」での予選出場で美貴さんが三味線伴奏だった
出番は不思議おじさんが唄った直後だった
尺八は日本を代表するプロの技術を持っておられるが
唄はまた別である
「部」は異なるが、大輔さんが0.2ポイント上だった

民謡を習う人が減っている
民謡の教則本と言えば、ミカド天風さんの「日本民謡全集」だろう
これはおそらく全国的に同じであったと思う

ところがこの本は絶版になった
いまや新本は手に入らない

不思議おじさんは民謡の鳴り物修行のため
いくつかの民謡教室にお邪魔していることは以前書いた
そこでは今まで見たことが無い楽譜が使われていた

その発行者がごく身近におられることが判明した
関西民謡愛好会が開催された7月5日に購入することができた

なんのことはない、もう20年以上も顔見知りの方だった
この方が奥さんとともに採譜して発行されていたとは驚きだった
灯台下暗しとはこのことか

ところでこのブログのタイトルだが
検索でヒットしそうなタイトルにしたらどうなるのか
面白半分で付けてみた
結果はいかに???

クマ仙人さま
http://samidare.jp/jo7uuc2/
ひょっとしたらご存知かもしれませんが
「上和田音頭」なるものがこの世にあります

この発表会の日 不思議おじさんは高畠の町を私的に家族で訪ねていました
当時教育長をされていた星寛治さんのご自宅を前触れなくお訪ねしたところ
星さんはお留守で、中学校で民謡の発表会にご出席とのこと
急遽、発表会に参加させていただきました

いま どなたか 上和田音頭を唄われていますでしょうか???

7月5日の関西民謡愛好会では不思議おじさんは舞台係りの責任者
準備の最中に星さんからお電話を頂戴し、そんなことから思い出した次第です