一応 何とか生きております
夏休みはひたすら近辺を徘徊しておりました。
一日凡そ15kmを3時間かけて歩く
「歩く」ことが人間の脳と身体にもたらす影響は
古代から多様に語られている
ドイツはハイデルベルグ、あるいは京都の哲学の道
どちらも歩いてみたが、あんな風にしゃれる必要はない
ほっつき歩けば、思わぬ幸が向こうから転がりこむ
ただし、炎熱下の徘徊は思わぬ不幸ももたらす
水分補給は随分気を付けて歩いたが
大量の汗が股間に流れ込み柔らかい皮膚を痛めつけた
それでもメンタムを塗って歩き続けたために
ついに皮膚が爛れてしまった
おかげて今夕、恥ずかしい思いで皮膚科へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/0c/a43803db66d3e92576f82a1b43581eb7_s.jpg)
新潮社の日本文学全集 1971年刊
Book offで求めたら何と105円だった
分かったようでいるが本当は分かっていないこと
うわべの知識はあるが、中身は知らないこと
この歳になってそんなことが多いことに恥ずかしさを覚える
ラジオを聞いていてなるほどと思った
田山花袋の代表作は?
知識があり試験に強い人は即答するだろう 「蒲団」と
ところで「蒲団」はどんな小説なのでしょうか?
読書についてはおませで
超乱読者であった不思議おじさんは
70%の確率で読んでいると思う
しかし全く思いだせない
では伊藤左千夫の代表作は?
正宗白鳥は?
岩野泡鳴は?
順に「野菊の墓」「何処へ」「毒薬を飲む女」であろうか
多分岩野泡鳴は何も読んでいないと思われる
読んでいたとしても全く理解していない
それでも人格形成の何かの役に立っているのだろうか…
そんなことで全て読み返してみた
その生臭さ、リアルさは100年以上前の作品とは思えない
生き生きとした筆致は生々しい人間を浮かび上がらせる
不思議おじさんの父親が生まれる前に発表された作品ばかりだ
新鮮な驚きを感じた
というようなことから
ぼちぼちブログを再開することにしよう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/20/97f2a12401e0af0591031d881a376979_s.jpg)
皮膚を爛れさせながら歩きまわり
堺市南部の人知れぬ沼に咲く遅咲きのハス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/f1/c33e9d7a92a59d0b6db0db35df98aed1_s.jpg)
出身大学の原子力研究所の最後の所長から頂いた
晩夏のノウゼンカズラ
福島の事故を知らずに数年前に亡くなった
お裾わけが元気に咲いている
生きておられれば博学縦横の御説を伺えたのに…
夏休みはひたすら近辺を徘徊しておりました。
一日凡そ15kmを3時間かけて歩く
「歩く」ことが人間の脳と身体にもたらす影響は
古代から多様に語られている
ドイツはハイデルベルグ、あるいは京都の哲学の道
どちらも歩いてみたが、あんな風にしゃれる必要はない
ほっつき歩けば、思わぬ幸が向こうから転がりこむ
ただし、炎熱下の徘徊は思わぬ不幸ももたらす
水分補給は随分気を付けて歩いたが
大量の汗が股間に流れ込み柔らかい皮膚を痛めつけた
それでもメンタムを塗って歩き続けたために
ついに皮膚が爛れてしまった
おかげて今夕、恥ずかしい思いで皮膚科へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/0c/a43803db66d3e92576f82a1b43581eb7_s.jpg)
新潮社の日本文学全集 1971年刊
Book offで求めたら何と105円だった
分かったようでいるが本当は分かっていないこと
うわべの知識はあるが、中身は知らないこと
この歳になってそんなことが多いことに恥ずかしさを覚える
ラジオを聞いていてなるほどと思った
田山花袋の代表作は?
知識があり試験に強い人は即答するだろう 「蒲団」と
ところで「蒲団」はどんな小説なのでしょうか?
読書についてはおませで
超乱読者であった不思議おじさんは
70%の確率で読んでいると思う
しかし全く思いだせない
では伊藤左千夫の代表作は?
正宗白鳥は?
岩野泡鳴は?
順に「野菊の墓」「何処へ」「毒薬を飲む女」であろうか
多分岩野泡鳴は何も読んでいないと思われる
読んでいたとしても全く理解していない
それでも人格形成の何かの役に立っているのだろうか…
そんなことで全て読み返してみた
その生臭さ、リアルさは100年以上前の作品とは思えない
生き生きとした筆致は生々しい人間を浮かび上がらせる
不思議おじさんの父親が生まれる前に発表された作品ばかりだ
新鮮な驚きを感じた
というようなことから
ぼちぼちブログを再開することにしよう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/20/97f2a12401e0af0591031d881a376979_s.jpg)
皮膚を爛れさせながら歩きまわり
堺市南部の人知れぬ沼に咲く遅咲きのハス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/f1/c33e9d7a92a59d0b6db0db35df98aed1_s.jpg)
出身大学の原子力研究所の最後の所長から頂いた
晩夏のノウゼンカズラ
福島の事故を知らずに数年前に亡くなった
お裾わけが元気に咲いている
生きておられれば博学縦横の御説を伺えたのに…