後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

怒涛の新学期

2011年04月15日 | Weblog
「怒涛」との言葉を使うのが少し気が引ける
比喩が現実になってしまった違和感

勤め先でも義援金を募集し
赤十字社や朝日新聞社に届けることが決まっている
いつ、どこで、どんなふうにお金が使われたのか
どんな風にお役に立ったのか不明のブラックボックス
それに赤十字社の内部不正やミス、失敗などの報告を聞いたことが無い
ミスをしない人間はいない
間違いをしない組織など、人間の作る組織ではない

自分が正しい側に居るとの信じて疑わない人たちが
東京電力や政府に対して「情報開示が不充分だ」などと
舌鋒鋭く言い放っているが
巨額の義援金を集めている赤十字社の情報開示力は
東京電力に較べればずっと低いと考えられる

不思議おじさんの関わり方は
より直接的に、必要な支援を行う方法
そんな話をしていたら、先日、博士号を取られたばかりの
若手教員が反応してくださった
被災地自治体の復興計画支援の取り組みだが
被災前と日最後の衛星写真を大判紙に印刷して届ける取り組み

大学も義援金の一部を使用することを認めた
その後、ヒューレットパッカード社が
プリンター、紙、インクなどを提供してくれることになり
不思議おじさんは、印刷作業をする学生募集のお手伝い
大学に居ながらのボランティア参加である



我家の海棠桜が始めて咲いた
写真にしてみるとなかなかに華やかである
明日は徳島の山中まで分け入り
恒例の山の幸採取大作戦である