後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

ナニワノイバラ

2009年04月24日 | Weblog
朝は職場でも1.2番を争う早い出勤
たいした仕事もしていないのに、
夕方6時過ぎるころにはどっと疲れが出る
そんな訳で、ブログの更新も覚束ない

眠る前に瀬戸内寂聴訳の源氏物語を開くが
数ページを読むのがやっとである
住吉大社への豪奢なお参りの段(6冊目)である
昨日、ある人の事務所を訪問したとき
池田彌三郎さんが50年前に著した
講談社現代新書「光源氏の一生」をめくる機会があった

池田氏によれば
源氏物語は小説としては冗長であり
小説の価値を低くする余分な記述が多いとの前書きだった
したがって、不思議おじさんがこれから読む
宇治10帖などは評価されていない

住吉大社の花といえばウツギ類が多数植えられている
不思議おじさんのお勧めは大社内では無い
住吉大社のすぐ近く、北東方角の民家の西側の壁一面が、
2階部分も含めてナニワノイバラに埋め尽くされている
圧巻である

不思議おじさんの家に咲くナニワノイバラは
一級建築士で日本で最初のコーポラテぃブハウスの設計者
Y氏から分けていただいたもの
鉢植えしておいたものが地面に根を下ろし
今では左右10メートルまで広がった

外を通る人には目に付かない場所に
勿体無いくらい多くの花を付けている
一重の花弁は清々しく
バラ特有の自己誇示を感じない