しみじみ思う健康のこと

2001年11月14日 | テレビ

今日、防衛医科大学校病院に行ってきた。
9月のときに、今日来い、といわれていたのです。
「もう、尿はきれいなので、いいでしょう」
と医師はいってくれた。

これで5月にあった“血尿騒動”から解放された。
(5/24九想話「落ち込む九想」参照)
さすがに慢性鬱の九想も、
ちょびっとこころが軽くなりました。

泌尿器科の前の長イスに坐って待っているとき、
中島らも のエッセイを読んでいた。
そのとき、車椅子に乗せられた男の患者が来た。
体を前に倒して床につきそうなくらいだった。
看護婦が「尿をこれに取って下さい」といった。
「取れないです」と呟くように患者がいう。
「取らないと先に進めません」事務的に看護婦。
男の患者はゆっくり立ち上がり、トイレに行った。
どういう病気なのか分からないけど、
なんか大変なんだ、という気配は感じた。
年齢は30過ぎぐらいか、
奥さんは心配そうにしていた。

中島らも は私と同じ歳だということを知った。
彼は、酒で体をだめにしたことを
エッセイに書いていた。
そうとう悪くなった自分の肝臓の写真を見て、
健康を目指そうと考えた、なんて書いてあった。

私も健康に暮らしたい、としみじみ思います。
でも、酒と煙草はやめられない。
こころが健康でなくなってしまう。

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