病理検査

2023年08月18日 | 健康・病気

今日は、私が膀胱がんの治療を受けている大学病院の、外来診察日だった。
前回、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)後の外来診察のことはこの九想話に書いた。

2023年07月20日 九想話「手術後、初めて主治医と会う

そのときなんか私の心の中はスッキリしなかった。
茨城のがん友とも話して、なんか主治医の態度が煮え切らないよな、ということになった。
それで次回の外来診察日のときには、きちんと訊いたほうがいいよ、とがん友が言ってくれた。
正直なところ、主治医が言いよどんでいることをハッキリと訊くのは、私としては聞きづらい。

それで私はインターネットで、手術で摘出したものを病院ではどうするのか調べた。
その検体は、必ず病理検査部門で調べるようです。
そして、それからの患者へ治療の方法を適切に検討するようです。

「特別なんのかわりもないですね」
私が主治医の前に坐ったときに、彼はパソコンのディスプレイを見ながらそのように言った。
今日は診察前に、採血・採尿をしてきた。
「次は、10月の・・・日に来て下さい」
そんなことを主治医は話してくれた。
私は思いきって、これまでズーッと思い悩んでいたことを言葉にして訊いた。
「病理検査の結果はどうだったのですかね?」
主治医はなんか言いよどむ感じで、
「がんでしたよ。でも、かなりいいがんでした」と言う。
がんにいいも悪いもあるのだろうか?と素人の私は思う。
そう言われたら、私はその先に言うことが見つからない。
「再発がないことを祈ります」と私。
「そうですね」と主治医。
「転移はないですかね?」
「それは、ないです」とかなり力強く言ってくれた。

これまで4回、TUR-Btをしてきたあとには、必ずBCG注入療法を受けてきた。
この治療がキツかった。
それが今回はBCG注入療法がない。
これを私は喜んでいいのだろうか?

これから私のがんはどうなるんだろう?
かなり私のがんに対して主治医は、あまり悪いことは言わなかった。
それを信じていいのだろうか?
正直なところ、今の私は疑心暗鬼です。

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