再審開始決定

2011年11月30日 | 健康・病気

86年の福井女子中学生殺害事件、再審開始決定(読売新聞) - goo ニュース

'86年の福井女子中学生殺害事件の再審開始が決定したという。
「関与を示す客観的事実は一切存在しない。
 前川さんが犯人であると認めるには合理的な疑いがある」と判断したからだ。
殺人罪で懲役7年の実刑が確定し、服役した前川彰司さんにとっては嬉しい結果だろう。

私は、今夜のNHKの「クローズアップ現代」を観て、(え、そんなことがあったのか)と驚いた。
私は、裁判とは、すべての証拠が出されてそれをもとに、
検察側と弁護側が真実を追求して判決が出るものと考えていた。
でも、そうではないということを無知な私は今夜初めて知った。
検察側は、自分たちに都合が悪い証拠は出さなくてもいいらしい。
それってなんかものすごくへんだよな。
1人の人間の人生がかかってんだよ、いいのかよそんなことで!

今回出された解剖写真、頸動脈までたっした傷は死後つけられたようで、
容疑者が血まみれで逃げたという証言はおかしくなる、ということだった。
血まみれになるほど血液は出なかったらしい。
それと、傷口の幅は、凶器とされている包丁より小さなものだったようだ。
> 前川さんが乗っていた車のダッシュボードに血液が付着していたとの目撃証言についても、
> 血液反応は被害者以外のものしか検出されておらず、「合理的な疑いがある」とした。(読売新聞)
こんなこと裁判のときにこれらの証拠が出ていれば、容疑者が無罪なことは決定的だ。

こんなふうに裁判がされてきたと知ると頭にくる。
すべての証拠が提出されて裁判をしてもらいたい。
こんなことでは、私も含めて一般市民がいつ冤罪で有罪になるか分からない。

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