映画「教誨師」を観た

2020年01月12日 | 映画

今日、この町の図書館で月に1回開催されている映画会に行ってきた。
教誨師」という映画で、いい映画でした。
こういうカタチの映画もありなのかと思った。
ほとんどが拘置所の中の教誨室でのシーンの映画だった。
教誨師という職業をこの映画で、私は初めてきちんと知った。
たいへんな仕事だと思う。
でも、これは仕事なのか?
仕事とはいえないのかも知れない。
死刑囚に「神の愛を伝える」んですよね。
それは難しいことだと思った。
死刑囚に、何を話して希望をあたえるのだ。
そんなの無理に決まっている。
相模原連続殺傷事件の犯人らしき若者が表現されていた。
このテーマはこのようにあらわすしかしょうがないと思う。
映画の最後のほうで、1人の死刑囚が処刑される。
死刑制度というものを考えさせられる。
昨年末、1人の死刑囚の執行が行われたことをラジオで聴いた。
ものすごくひどい罪をおこした人には、それなりの刑は必要だとは思う。
でもその人を殺すことはないんじゃないか。
私は、死刑のかわりに終身刑を作ればいいと思います。
現在の無期懲役は、社会に出てくる可能性があるそうだ。

この映画は、大杉漣の最後の映画だった。
いい演技でした。
私より1つ上のひとです。
亡くなってしまうなんて、残念ですね。
このひとは、元SMAPの草彅剛がギターを始めるときにいろいろ力になったそうです。
そんなことを年末の「NHKあさイチ」で草彅が話していた。


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