70歳の仕事

2022年12月11日 | 会社・仕事関係

11月にシルバー人材センターからの依頼で、チラシ配りをした。
そして昨日と今日は、イベントがあり、そこの駐車場の管理をした。
先週、だんだん土曜日(12/10)に近づくと、気持ちが重くなった。
昨年1月に仕事を辞めてから、他の人と仕事をするということをしていない。
チラシを配るのは、私だけの仕事なので自分のやりたいようにやれた。
しかし駐車場の管理となると、そうはいかないだろう、と思った。
どのようにやるのかも分からない。
仕事に行くときは緊張した。
9時30分から13時までの勤務なので、家を9時10分に出た。
イベント会場のある駐車場までは車で5分で行ける。
駐車場の隅に車を停めて歩いて行くと、シルバーの人たちと思える人たちがいた。
「おはようございます」とその人たちに挨拶すると、やはりそうだった。
シルバーの人が4人、警備員が4人で駐車場の管理をすることがそのときに分かった。
イベント会場の入り口の道路のところに警備員が2人、シルバーの人が1人、
会場前の駐車場に入るところに警備員が1人、シルバーの人が1人、
駐車場に警備員が1人、シルバーの人が2人という配置だ。
私は、駐車場の担当になった。
イベントは10時30分から始まるのだが、9時30分から車は入ってきた。
おそらくはイベントに出店する人たちだと思う。
10時ぐらいからは、どんどん車が入ってきた。
それで駐車場3分の1のところに、
カラーコーンとトラバーやロープで仕切ってあったのを外した。
私は駐車場の一番奥を担当することになった。
10時30分からはどんどん車が入ってくる。
10時38分で、80台が停められる駐車場は満車になってしまった。
満車になってしまえば、私の仕事はなくなるかな?と思ったら、大間違いだった。
ずーっと満車になっていればそうだろうが、イベントを見終わって帰る客がいる。
それを警備員がトランシーバーで、道路の入り口にいる警備員に知らせる。
会場に来た車を、満車のときは第二駐車場に案内しているのだが、
駐車場が空いたらその台数分を駐車場に入れる。
入ってきた車を、私は誘導しなければならない。
出て行く車の停めてあったところがいろんな場所なので、神経を使った。
満車になったり、空きができたりを繰り返す。
気の休まらない時間の連続だった。
それでも12時前になると帰る客が多く、駐車場に空きがかなり生まれ、
それからはのんびりできた。
12時20分ぐらいに妻がイベントを見に来た。
13時になって仕事が終わってから、
私も妻に連絡をとり一緒にイベント会場をまわった。
すてきな作品が展示されていた。

今日私は、駐車場ではなく入り口の道路に立つことになった。
満車になるまでは警備員が、スムーズに車を駐車場に誘導するが、
満車になると私の出番だ。
私は「満車」と大きく書いた表示板を持って立っている。
近づいてきた車を停めて、駐車場が満車ということを謝罪して、
第二駐車場までの地図を渡して説明するという仕事をした。
これがかなり神経を使う仕事だった。
でも12時前になると帰る客が多く、満車状態は解消された。

昨日と今日、出店する人が全部入れ替わっているので、今日も妻がイベントに来た。
このイベントは今回で9回目になるのだが(2019・2020年はコロナで休み)、
いつも大盛況のようです。

仕事が終わってから、車で買い物にピオニーウォークに行った。
妻は私に、「仕事が終わってよかったね。明日からは休みだね」と繰り返していう。
「明日から私は仕事だわ」と最後に重く呟く。
そうだ、私は明日からまた無職の男なのだ。

コメント
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