今日、歳時記を見ていたら「福藁」「ふくさ藁」という季語に出会った。
> 新年、庭に柔らかい清い藁を敷く習俗が、特に地方に行われている。
私の生まれた茨城の生家では、新年とは限らず冬になると庭に藁を敷いた。
その藁で子どもの私たちは、
藁にもぐったり、藁の中で鬼ごっこをしたり、藁を両足で挟んで丸めたり、
いろんなことをして遊んだ。
そんなことが季語にあることを知り、私はうれしくなった。
「ふくさ藁」という言葉がきれいですね。
あの庭にあったあの藁は、寒くなると霜が降りるのを防ぐためだと私は思っていた。
両足で子らが丸めるふくさ藁 九想