「ロスジェネの逆襲」(池井戸潤 著 ダイヤモンド社刊)を読んだ。
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。
そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、
ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。
アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。
ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。
責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、
周囲をアッといわせる秘策に出た―。
と、本の裏表紙に書いてあった。
直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作です。
いや~、面白かった。
久しぶりに痛快な小説を読んだ。
池井戸潤、大好きです。