尺八

2013年12月04日 | 健康・病気

 

 

この写真は、「ベッカンコおに」のリハーサルのときに撮りました。

竹楽器奏者遠藤健二さんのことを書きます。
彼の詳しいことをよく知りません。
演劇祭の前日に佐久に来てくれました。
夕食のときに私がケーナを吹いているなどと話し、
ケーナをバックから取り出し見せたら楽器のことで盛り上がってしまった。
尺八とケーナは、楽器の構造としては同じなんです。

ただ、尺八にはケーナにない魅力がありますね。
そのとき遠藤さんが、実際に尺八を吹いて説明してくれたのですが、
西洋音楽には、和音でメジャーとマイナーがあるが、
尺八は、一音で明るい音と暗い音が出せる、という。
同じ音の高さなのに違う指使いで押さえると、音色が違うのです。
私はこのことを初めて知りました。
このへんが尺八の幽玄さなんですかね。
尺八を真剣に吹きたいと思いました。

しかし、尺八は価格が高いのです。
ケーナだと1万円前後で買えるのですが、尺八は5万円前後かな?
私が現在吹いている尺八は、プラスティック製です。
「竹のが欲しいけど高い」と遠藤さんにいうと、
「自分で作ればいいじゃないですか」という。
「竹は自分で取ってくればいい。私のところに道具がありますから、ぜひ作って下さい」
とはいっても難しいですよね。
竹は山で取ってきてもすぐには尺八には作れない。
乾燥させないといけない。
山で切ってきて1年寝かせるといい、という。
それじゃ、私は茨城に帰ったときに山で竹を取って干しておこうかなと考えた。
5・6本とって干しておいて、1年ぐらいたったら遠藤さんに連絡しますと話した。
いつになるでしょうか?
でも、いつか絶対、尺八は作りたい。
私はケーナを2・3本作っています。
それなりにいい音がする。
こうなったら私は、死ぬまでに尺八を作るぞ!!

コメント
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