家を買う

2013年12月20日 | 健康・病気

私は、65歳になったら現在の仕事は辞めて、女房と一緒に暮らして老後を過ごそうと思っています。
10月頃から女房と、歳をとってから暮らす家を買えたら買おうか、などと話していた。
現在女房が住む東京の家は、UR都市機構(旧公団住宅)の賃貸住宅です。
4畳半・リビング・キッチンの狭い家です。
そこで2人で暮らすことは狭くて辛い。

1年ぐらい前から、東京から遠くの埼玉あたりに安い家があったら買おうかなどと話してはいた。
女房は都心の会社に勤めているので、出来れば東京に住みたいが経済を考えるととても無理です。
それであのひとは、池袋駅まで1時間ちょっとぐらいで行けるような家を、9月あたりからネットで探しはじめた。
はじめは、500~700万円ぐらいのを探した。
私たちとしては、そのぐらいの金しか住宅購入にあてられないのです。
東武東上線では、坂戸から東松山あたり、西武池袋線では入間市から飯能のマンションを探した。
しかし、女房と私が希望するような物件は1千万円を超えてしまう。
老後にそなえてある程度の貯金は持っていたい。
つくづく経済力のなさに情けなくなりました。
勤めていた会社が次々に傾いてしまって、よぎなく転職をしてきた私には、まともな退職金は出ない。

10月の頃はマンションを探していた。
私が65歳になるまで女房が1人で暮らすには、マンションのほうが防犯的にはいいのではないかと考えた。
いくつかのマンションを不動産会社の営業マンと見た。
あまり良い家がなかった。
友人がマンションは良くない、買うなら一戸建てだよ、という言葉にも動かされた。
11月には別な不動産会社に行き、一戸建てを見学させてもらった。
その日、4軒目に見た家に心を引かれた。
なんといっても街並みのさわやかさが気に入った。
女房も気に入ったようだった。

営業のひとと話していると私でも住宅ローンが組めることが分かった。
それで、その家を買うことにした。
軽井沢に送られてきた書類に記入して、不動産会社に返送してから何日か待った。
数日して、銀行から住宅ローンの審査が通ったと営業のひとから連絡があった。
書類を送って審査の結果を待つ間は暗い気持ちで暮らしていました。
それから、内金を持って仮契約に行き、昨日、銀行に行き金消契約をした。
営業マンからのメールに「金消契約のご案内」というPDFファイルが送られてきて、
「きんけし」ってなんだ?と思っていたら「金銭消費貸借契約」の略なんですね、知らなかった。

昨日は銀行に行って、いくつもの書類に住所と名前を書いた。
「長野県北佐久群軽井沢町大字長倉****-**-* 」と何度も書かされた。
しかし、こんなに手続きの複雑なことを、
素人に分かりやすく説明するローン担当者はたいへんだと思った。

なにはともあれ私は家を買いました。
築29年の中古住宅です。
10月の中旬からほぼ毎週東京に行っていた。
家を買うということは、たいへんなエネルギーを消費しますね。
社会勉強にもなりました。

古いエアコン・洗面台を撤去して、ベランダを交換、壁紙を貼ってもらって畳の交換をしてもらう。
その他の細かいところは、私が少しづつリフォームしようと考えています。
女房はいつ引っ越し出来るのだろう?
楽しみです。

コメント (8)
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