30年

毎年11月8日には書いてることで申し訳ないですが、
今日は、女房と私が初めて出会った日です。

私はそのとき東大生協に勤めていました。
女房は、そこにアルバイトとして働いていたMのところに遊びに来た。
Mが「＊＊さん、今日空いてますか？」なんてことをいったと思う。
とうぜん私は毎日夜は空いている。
かなしいほど毎日何の予定もなかった。
「なんにもないよ」
「よかったら、今日つきあって下さい」
それで、仕事が終わってから3人で本郷の居酒屋に行った。
2週間ほどして女房は私のすむアパートに住むようになって、
結婚式も挙げずに、今日まで一緒に暮らしてきた。
私が26、女房が21歳のときでした。

今日までいろいろありました。
なんといっても双子の息子たちが生まれたことだ。
あとは私の転職ですかね。
入るとこはいるとこ、景気が悪くなり、転職を繰り返した。
とうぜん金はなく、貧しい暮らしをしてきた。
でも、私たちにとってはしあわせな暮らしでした。
おかげさまで息子たちはそれほどのこともなく成長してくれた。
Kが中学のときに学校行かなくなったときは悩んだけれどね。

これまでのこと私は、まあまあかな、って思います。
あらためて女房に感謝します。
このひとでなかったら、現在までやってこれなかったと思う。
あとは…、2人でいい残りの人生を生きたいですね。