食事会

2008年06月29日 | 健康・病気
今日は、息子の嫁の両親との顔合わせの日です。
朝から篠突く雨が降っていた。
まだ先のことだなとぼんやり過ごしてきたら、
あっというまにこの日がきてしまった。

朝8時に私は起きた。
昨夜は、肴やに行き、そのあとカラオケスナックで
いつものメンバーと盛り上がり、
家に帰ったのは午前2時を過ぎていた。
女房が起きたのは10時ごろだった。

11時半には家を出ようと話していたのに、
実際に玄関を出たのは11時46分だった。
私が11時20分にシャワーなんぞに入ったのがいけなかった。
12時20分に本川越のプリンスホテル前で待ち合わせだった。
新所沢駅から本川越駅まで電車で20分ほどかかる。
駅まで私は、女房にののしられながら走った。
駅のホームに入ってきた54分発の電車に間に合って、
すました顔して私たちは待ち合わせの場所に行った。

息子たちもご両親も揃っていた。
そこで私たちは「初めまして」と挨拶をかわした。
食事をするところは、プリンスホテルの中にある和食のレストラン。
畳の大きさでいうと8畳ほどの部屋の中にあるテーブルに、
私たち6人は坐った。
父親、嫁、母親と坐り、その前に私、息子、女房と向かい合った。
最初に、ビールで乾杯した。

嫁の父親はあまりお酒は飲まないという。
週に缶ビール1本ぐらい。
私は酒がないと生きていられないと、
初対面から恥をさらした。
息子が気を利かせて焼酎を頼んでくれた。
2杯目のおかわりを息子に頼むとき、
「あんまり酔わないで」と釘をさされた。
息子にそんなことをいわれるなんて情けなかった。
しかし、それは真実だった。
私が酔っぱらってよけいなことをしゃべったら、と
息子はそれを心配したのだろう。

私は、嫁のお父さんと仕事のこと、
子どもとどう接してきたかなどということを話した。
女房も母親となにか話していた。
あとで聞くと、フラメンコを長くやっていて、
現在はスポーツジムにも通っている
というようなことを話していたようだ。
そのとき息子に「いくつだっけ?」と突っ込まれたそうだ。
これは息子のいい突っ込みだ。
あまり50過ぎた母親というものがしていることではない。
そんな活動的な母親を子どものときから見つめてきた息子は、
思わずいってしまったのだろう。

父親はずうっと銀行員をしてきて55歳で定年退職したという。
現在は、その銀行の関連子会社で働いている。
私が警備員をしているというと、
「私も似たようなもんですよ。
 銀行の貴重品などを運搬する会社ですから」という。
私はなぜか肩の荷を降ろした。
少し、警備員という仕事に引け目を感じている私です。

父親は、昭和26年生まれで私より1歳年上だった。
ざっくばらんな人柄で好感を持てた。
私が、楽器をやり、陶芸が好きで、俳句もつくっているというと、
「私は無趣味なんですよ」と申し訳なさそうにいう。
でも、旅行が好きで近所の同好の仲間と旅行サークルを作り、
いろんなところを旅しているらしい。
母親は、52、3歳という感じでチャーミングな人だった。
若いころは可愛い女の子だったろうなと想像した。

嫁には妹が1人いるが、今日はこなかった。
うちももう1人の息子は参加しなかった。

食事は和食のコースで、みなおいしかった。
1時間半ほど話していたのだろうか。
楽しい時間を過ごすことができた。
この両親に育てられたのならいい娘さんにちがいないと思った。
はたして私たちのことを、むこうのご両親はどう思ったのか?

ま、なんとか無事顔合わせは終わりました。
すてきなご両親でよかった。
あとは来年1月の結婚式だ。
息子たちはすでに6月から一緒に暮らしています。

しかし、私は非常に疲れた。
家に帰ってスーツを脱ぎ、布団にもぐり込んで夕方まで寝てしまった。

コメント
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