昨夜7時過ぎ、立哨しているとき、
いつも話しかけてくる団地のおじいさんと世間話をしていた。
その人は仕事を引退していていつも団地にいる。
昨日は朝から住宅建物の前で何か作業をしていた。
訊くと、風呂の簀の子のペンキ塗りをしていたという。
「水性より、油性のほうが乾きが遅いが、もちがいい」
と嬉しそうに話していた。
そんなのはおれにとってどうでもいいことだが、
“日本一”の笑顔で頷いていた。
それからおじいさんは、住んでいる都営団地の歴史を話し出した。
「おれは、むかしはあの街灯のあたりに住んでいたんだ。
もともとここは林でね。
それがこっちに新しいのができておれは来たんだ」
そのおじいさんは、1人で暮らしているようだ。
“新しいの”といっても、もう築20年はたっているという。
同じ人が住み続けているので、みなお年寄りしかいない。
現在、都営住宅は住んでいる人の子どもに
名義を書き換えることはできないらしい。
「あれなんだ?」
おじいさんが、おれの後ろの空のほうを見ていった。
振り返って空を見上げると、大きな光っている物体が浮かんでいた。
ゆっくり豊島園のほうから成増方面に移動している。
私たちから1キロぐらい離れているのか?
楕円形を少しつぶした感じの白いものだった。
道路を走る車の騒音はするが、あたりは静かだった。
おれは、映画「未知との遭遇」で、
初めてUFOを見た人のような気持ちになった。
綺麗だった。
でも3秒後に、おれはおじいさんにいった。
「あれは、飛行船ですよ」
最近、国会で「UFO談義」が花盛りだ。
そんなことより、もっと議論しなくてはならないことがあるだろうに。
高い税金を使って運営している国会で、やめて欲しい。
防衛省の疑惑、年金疑惑、薬害C型肝炎、合法銃のことなどなど、
話し合うことは山積している。
そういうことが解決して「UFO談義」をすることにおれは反対しない。
いつも話しかけてくる団地のおじいさんと世間話をしていた。
その人は仕事を引退していていつも団地にいる。
昨日は朝から住宅建物の前で何か作業をしていた。
訊くと、風呂の簀の子のペンキ塗りをしていたという。
「水性より、油性のほうが乾きが遅いが、もちがいい」
と嬉しそうに話していた。
そんなのはおれにとってどうでもいいことだが、
“日本一”の笑顔で頷いていた。
それからおじいさんは、住んでいる都営団地の歴史を話し出した。
「おれは、むかしはあの街灯のあたりに住んでいたんだ。
もともとここは林でね。
それがこっちに新しいのができておれは来たんだ」
そのおじいさんは、1人で暮らしているようだ。
“新しいの”といっても、もう築20年はたっているという。
同じ人が住み続けているので、みなお年寄りしかいない。
現在、都営住宅は住んでいる人の子どもに
名義を書き換えることはできないらしい。
「あれなんだ?」
おじいさんが、おれの後ろの空のほうを見ていった。
振り返って空を見上げると、大きな光っている物体が浮かんでいた。
ゆっくり豊島園のほうから成増方面に移動している。
私たちから1キロぐらい離れているのか?
楕円形を少しつぶした感じの白いものだった。
道路を走る車の騒音はするが、あたりは静かだった。
おれは、映画「未知との遭遇」で、
初めてUFOを見た人のような気持ちになった。
綺麗だった。
でも3秒後に、おれはおじいさんにいった。
「あれは、飛行船ですよ」
最近、国会で「UFO談義」が花盛りだ。
そんなことより、もっと議論しなくてはならないことがあるだろうに。
高い税金を使って運営している国会で、やめて欲しい。
防衛省の疑惑、年金疑惑、薬害C型肝炎、合法銃のことなどなど、
話し合うことは山積している。
そういうことが解決して「UFO談義」をすることにおれは反対しない。