陶芸教室存続の危機

2006年11月09日 | 健康・病気
いきなり女房の「電話だよ」の声で目が覚めた。
(なんだよ、こんな朝早く)と思った。
ふらふらして電話のところまで行く。
壁の鳩時計を見ると10時過ぎだった。
(そうかまだ、こんな時間か)
かなり熟睡していたせいか頭の中が混乱していた。
疲れてる。

「なんか陶芸教室の人みたいよ」
受話器を取ると会長だった。
「窯が壊れました」という。
火曜日、私たち2班が窯入れをした。
素焼きをして、月曜日に本焼きという予定だった。
「公民館では、窯の修理もしないし、新しく購入もしないので
 もう陶芸教室は続けられなくなりそうです。
 それで、これからのことをこんどの日曜日に話し合いたいのです」
日曜日は、釉薬を塗る日だった。
「私は仕事で行けないんです。みなさんで話し合ったことに従います」
といって電話を切った。

困ったことになった。
私としては、陶芸をこれからの人生の楽しみにしていこうと思っていた。
それが窯が壊れた、ということで頓挫する。
あの公民館には3つの陶芸グループがある。
2つは老人たちばかりで昼間に活動していた。
その人たちはこれからどうすればいいんだ。
窯が壊れたということで多くの人間の文化活動を停止させてしまう。
公民館活動というものはそんなことでいいのか。

コメント
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