さよなら洋服箪笥

2006年07月18日 | 健康・病気
明日、この洋服箪笥を捨てる。
わが家の事情があっていらなくなった。
私たちが結婚したときに、女房の両親が買ってくれたものだ。
28年間お世話になった。

わが家で一番大きいものだから、家の中心的存在だった。
洋服も入れていたが、大事な書類なども保管していた。
私はまだ心の隅にとっておきたい気持ちがあるが、
合理的な性格の女房はあっさり廃棄することに決めた。
その決断を私も正しいと思う。

思うのだが、さびしい。
ただ、それだけだ。

せめて誰かに使ってもらおうと、
リサイクル店の人に相談すると、
引き取れるのは3~5年ぐらい使用したものだという。
なので明日、粗大ゴミとして捨てる。
おそらく雨の中、団地のゴミ捨て場まで夫婦で運ぶ。

こんな感傷に浸ってられるのは幸せなのかもしれない。
地震や火事などで、家財道具を奪われることを思えば…。
などとうじうじ考えるのだが、やっぱりさびしい。



コメント
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