激しい雨

2005年09月04日 | 健康・病気

今日の午後4時過ぎからいきなり雨が降ってきた。
毎度書いてますが、
冷蔵庫から原体(加工する前の野菜)を持ってきたり、
袋詰めなどの加工したものを
フォークリフトで搬送することが面倒くさい。
濡らしてはいけないのです。

仕事が終わり、6時過ぎ2名を私の車に乗せ送迎する。
小降りになっていた雨が、また強くなった。
先に降ろすため助手席に乗せた女の子は、
今度行く旅行のことをあれこれ訊いてくる。
かなり嬉しいらしい。
「きちんと仕事をして、いい子にしてないと
 旅行に行けないよ」というと、
「うん、いい子にしてるよ」という。
こういうときはとっても素直でいい子なのだが…。

彼女は22歳だったかな。
プラダーウィリー症候群という障害を持っている。
先日の納涼祭には“いけないこと”をして参加できなかった。
今日の作業中も私に何度注意されたか。
ぜんぜんやる気がなく緩慢に仕事をしていた。
「そんなふうだと、旅行に行けないぞ」というと、
「どうせわたしは、行けないんだもん」と居直る。
これは彼女の病気がさせている態度だ。
それは分かっているのだが、ムカっとする。

ずっと前、彼女が夢に出てきたことがあった。
障害が治って、魅力的な可愛い女の子になっていた。
私は彼女と話していてどぎまぎしていた。
単なるスケベなおじさんになっていた。
夢から覚めて、これが正夢だったらと祈った。

彼女の家の前で車を停めると、
「ありがとうございました」と車を降りた。
「おっ、ちゃんといえるじゃない。さようなら」
いつもは黙って降りてドアを壊しそうに強く閉めていく。
「挨拶は?」といっても知らんぷり。
「バイバイぐらいいえよ」と私はいつも注意している。

それからもう1人を助手席に移し、
所沢駅まで送迎した。
その頃、すごい土砂降りになった。
こんな豪雨はあまり経験したことがない。
前が見えないのでワイパーを最速にした。
雨のせいか異常な渋滞でいつもの倍の時間がかかった。
道路は川になっていた。

駅で降ろし、私は煙草に火をつけた。
所沢の街中の道路も“川”だった。
峰の坂という交差点の手前の川が流れている低い所が、
川の水があふれ出したせいかすごい水の量だった。
先を見ると車が2、3台道路に停まっていた。
あきらかに走っていて動けなくなったという感じだ。
前の車がいきなりUターンして戻った。
私もそうしようか、と悩んだ。
タイヤの半分まで水が漂っていた。
ええいままよ、と停まっている車をよけて直進した。
かなりの水の抵抗があった。
なんとか坂を登り峰の坂の交差点にたどり着いた。
わがホンダロゴよ、1300CCなのによく頑張った。
内心、私の車も動かなくなって、
JAFを呼ぶことになるのかな、とビクビクしていた。
団地の駐車場に着いたとき、雨は小降りになっていた。

コメント
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