ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

72日目 肥薩おれんじ鉄道に揺られて(4)~水俣

2014-04-05 01:59:03 | 九州中部
2014年1月1日(水)


丸2日間いた鹿児島県を去って、わが身は肥後の国・熊本県入り、水俣(みなまた)駅に14時少し前に到着し下車します。

気になるご様子→
実は水俣駅の一つ手前の袋駅で、それまで何ともなかったのに、何の前触れもなく突如運転手さんがトイレの回路部分?をガチャガチャといじくり始めてから車内に香ばしいかおりでたちまち充満、皆一様に眉をひそめる。一体どうしたというのだろう?ひょっとして嫌がらせか??(そんな訳ではないと思うけど)
幸い?、私は一つの区間で済んだのですが、これから乗る人、これからも乗り通す人は気の毒で仕方ない。

水俣駅→
駅の佇まいはまさに地方都市っぽいのんびりした感じ。

亀もお出迎え→
長閑な感じの駅前ですが、水俣と言えばご存知、公害による負のイメージをいまだに背負った町。

↓その象徴は駅前にドンと構えています。
 

水俣病に関連する施設を見学したかったのですが、あいにく休館。
なので、駅付近の散策に留めます。

↓駅を背にして右手に伸びる「桜商店街」を歩きます。







この商店街はそのまま桜井町商店街→旭町商店街と名を変えて国道3号線に合流します。

その合流地点の近くにあるエムズシティ→

ここの上にあるレストランで遅~い昼食。

↓水俣の看板グルメ、野菜と魚介類ぎっしりの「水俣チャンポン(\480)」
 
これを食べたかったので、ずっと食べずにいた訳なんですけどね。
屋上で菜園とは、なかなかの力の入れ様。
感想ですか?ちょっと塩辛かったかな~。でも、おいしかったですよ!

レストランから見る光景→
山に囲まれた自然の美しい水俣。つくづく公害が恨めしい・・・。

エムズシティから数百メートルの所に「徳富蘇峰・蘆花の生家」があるので行ってみます。

かの二人はここでお生まれ→
ところが写真にありますとおり、建物前に車がデンと置いてあって、はっきり言って撮影の邪魔。
どいてくれないかな~、と思って車に近づくと、何と千葉ナンバーである。
水遣りをしていたおっさん(車のそばに写っている)に聞いてみると、車の持ち主はその人で、以前千葉市(私の住んでいる隣の区)に住んでいたけど最近退職して故郷の水俣に帰ってきたと言う。
ここの館長がお正月休みを取っていて、植物に水遣りをしないと枯れてしまうので、今は代わりに面倒を見ているとの事。
しばらくそのおっさんと千葉の話しをする。勿論私の住んでいる字名まで知っていました。
それにしても、まさかな~、こんな所で千葉ナンバーが見られるとはなあ~(ちょっと感激)。
ところで、ここは昨年の大河ドラマの影響で入館者がいつもより多かったらしいです。

仲之町通り→
飲み屋が多い通り。

水俣川の新水俣橋に来ました→

河口側→

橋を渡ると市役所があります。

(351)熊本県水俣市役所

役所の敷地には「蘇峰記念館」があります→

右岸側の堤防を上流側にむかって歩きます→

交差する道を右に曲がって橋を渡ると肥薩おれんじ鉄道の踏み切りに出ます。

線路に沿って伸びる道→
この2日前に湧水町・栗野という町で旧山野線の廃線跡を紹介しましたが、ここもその廃線跡で、今は「日本一長~い運動場」として整備されています。
ま、単なる自転車歩行者専用道路なんだけどね。

ではでは、その起点に行ってみましょう。

全長13キロ→

通行危険と言いながら、ほぼ野放し状態→

ここが起点→
全体の13分の1でしか運動しませんでしたが、でも疲れたわい・・・。

↓参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ
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