唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

折り梅

2006年12月08日 | 好きな映画・良かった映画
折り梅

ポニーキャニオン

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2004/04/20 17:11

人間の可能性

泣いてしまいました。
半落ちで納得いかなかった ボケ=人間の破壊 という図式をみごとにうち破ってくれました。完落ちです。

人間は、どんなときでも、そこに必要とされる居場所があれば、大きな可能性を発揮できるのかもしれません。そういう励ましを与えてくれる作品でした。

 最初は年老いてボケてしまった母(義母)を何でそうなっちゃったの?といわんばかりにせめてしまいます。自身も、物忘れが激しくなってきた自分を責め続けていました。
 さまざまな出来事や人とのふれあいの中で、それを受け入れて、対等に接することの大切さを知ります。そして、そのことで心が通じ合い、そして、生きていく希望と人間の可能性が見えてくるようになります。

 思い出すだけでうれしくなってくる心の通い合いは、半落ちでとても違和感があった「ボケ=死」を吹き飛ばして、生きていく可能性を見せてくれました。
 ハンカチの投げ合いのシーンは、とても美しいシーンでした。

 親と子どもとのコミュニケーションのあり方もちょっと考えさせられました。母親が本当に苦しんでいるときに見せた子どもの優しさ、そして、子どもにもその苦しみを素直に表現できる母親はとてもいいなあと思いました。これも対等に正面から接したからこそなのでしょう。

現実ははそんなんじゃないと言う意見も聞きました。確かにそうかもしれないと思いつつ・・・でも、そうやって苦労している人たちへの励ましでもあり、希望としてこの映画は力を発揮しているのではないかと思います。

つらいだけの映画なら、観るのもつらいですもんね。

原田美枝子さんってすごい!魅力的だしね。自転車をすっ飛ばすところがとてもいい。強い意志を感じる。



アイデンティティー

2006年12月08日 | 映画 あ行
2004/05/18 14:33

うぎゃア、どひゃあとおもっていたら、実は・・・

頭の中につくられた現実の中で物語がつくられていきます。

景観のシャツの汚れがいきなり怪しいやつと思わせておいて、実際怪しいやつだったけど・・・

小どもが一人で出て行くシーンは怪しいと思わせておいて、本当に怪しかった。

娼婦の女の人が良く描かれているのはお母さんと重ね合わさるから?

囚人の男の人はアホ面らしくなにもしない人だったし。

しかし、こんな結末だったなんて・・・

終わった勢いでまた最初に戻るといいかも・・・

ファムファタール

2006年12月08日 | 映画 は行
2004/05/11 00:49

あれは服じゃない

わりい女だと思ったら、夢落ちですか。
いや、その後の人生を変えても悪い女に代わりはないと思うけど・・・
夢から覚めた後の短時間でさまざまなドラマがあるところはすごい。

しかし、脱いだら見せなきゃね。見せないなら脱がない。半端が一番だめ。

でも、すごいくねくねしてよかったけど・・・フランティックのおんなの人もくねくねしてたな。フランス人はくねくねするのかな?

パパラッチがだまされていくところは何ともいえません。でも、あれはだまされちゃうよね。あんな女の人に誘惑されたら・・・


バトルランナー

2006年12月08日 | 映画 は行
2004/05/09 22:37

恐怖の殺人ゲーム。生き残るのは誰だ!?

80年代のにおいがぷんぷんします。

思ったよりも面白かったです。
敵がやられるたびの沈黙がとても気持ちいい。

ボブスレーみたいなところは大迫力です。

 マスコミと国家の癒着の恐ろしさを感じます。映画の中の真実がゆがめられる報道には、腹が立ちました。
 今のマスコミの状態を見ていると、大げさともいえないですね。

 もう一つ恐かったのは、ゆがんだ思想に大衆が汚染されたときの恐さも描いています。
 これも、物語の中の話と言い切れない恐さがあります。



ゴッドディーバ

2006年12月08日 | 映画 か行
2004/06/04 07:17

青い涙を流す女の人

物語のぱっとしないところ、ちょっと暗めの背景はヨーロッパ的な感じがしました。

青い涙を流す女の人、デイモン・マックスウェルのような美しさです。

物語の背景は、タテとヨコに幅がありすぎてあまり理解できないところがあって、このままで大丈夫かなと思っていたけれど、物語そのものはホルスが子を生ませるという単純な話だったので、特に眠くなるでもなく・・・

女の人が登場するたびに釘付けになっていたので、集中できたのかな?

なぜ、実写とCGを区別させたのかは良くわかりません。階層の分け方なのか何なのか・・・

遊星からの物体X

2006年12月08日 | 映画 ま・や・ら・わ行
犬の演技がすごい。

7年前に観たことも忘れていました。
ブルーレイでみました。
そのためかわかりませんけど、映像がハッキリしていておどろきました。
グロい人形の数々がなんとも鮮明ですごいつくりこまれてることを感じました。
前回同様、犬の名演技がすごい。なのにあっさり顔が割れちゃって・・・残念。

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2004/05/07 01:04

南極物語

昔に何度もみたんですが、全然ストーリーを覚えていませんでした。一部の映像が断片的な記憶として残っているだけです。

誰が敵かわからないところ、血の実験のところ。敵が変身しているのに縄がほどけなくて動けないところ。おもしろいです。

顔から足が伸びて動き出すシーンは、今でも笑えます。

もう20年ぐらい前の作品なんでしょうか。今でも結構見れます。むしろ、CG全盛の今の時代、逆に新鮮な気もします。手作りのにおいがして、こだわりを感じました。

 作り手の意思にしたがって演技しているような犬がすごい。


スターマン

2006年12月08日 | 映画 さ行
2004/05/04 22:22

宇宙人がやってきた

面白かったです。
最初にイメージしていた物語と全く違いました。

愛がテーマの感動的な物語です。

女の人が素敵ですね。

わらえるところもあるし・・・

映像が古いのは仕方がないですが・・・気にならないです。

スコーピオン

2006年12月08日 | 映画 さ行
2004/04/29 02:01

みんなエルヴィス!

主人公がどこか間抜けなところがいい。人を殺していないし。
そうそう。2回の派手な銃撃戦に主人公はかかわっていないところが面白いですね。

金盗んどいてなんだこの女と思いつつ・・・でも、やっぱり、金より愛ですね。でも、金も愛もあったほうがいいですね。

痩せゆく男

2006年12月08日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/04/28 01:54

運転中のOOOはやめましょう!

結末がなんというか・・・

呪いを解いてほしいとお願いするが、断られ、それなら、白人の呪いをかけてやる!となってからの展開が面白いです。

正直、ジプシーのだんなが撃たれて死んだときはざまあ見ろと思いました。

最後は浮気をした奥さんを殺し、その代償として、愛する娘までも・・・そして・・・

主人公もひどいけど、ジプシーもひどいです。

最後のベンチで寝ているシーンはとても目に焼きつきます。

でも、太っているときが不自然で、演技もちょっと不自然な感じもしますね。

マッチスティックメン

2006年12月08日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/05/25 16:16

詐欺師がだまされた!

子どもまで詐欺だったなんて。いやあ、またこのパターンかい!と思いつつ・・・
その短い時間は、彼にとっては真実のときだったのか。詐欺の「娘」にとってはその時間がどういう時間だったのかがちょっと微妙なところが残念です。
そこまでやられちゃったらなあ・・・でも、その結果、本当の幸せをつかんでしまうという、これは出来すぎだけれど・・・

掃除を一生懸命するシーンは面白いです










































チャングムの誓い 15)捨てられた食材 16)真心

2006年12月08日 | ほか
いよいよチェゴサングンの座を争うときが・・・
しかし、チャングムは天狗になって大事なことを忘れてしまったのですねえ・・・
味覚が戻ったことが有頂天にさせてしまったのでしょう。

ライバルの人は、お札事件以来落ち込んでいましたが、男に励まされたのもありますが、料理すること自体の楽しみが突き動かしたのでしょう。もともと料理の天才ですから、心を失ったチャングムの小手先の料理がかなうはずもなく・・・

でみ、一番立派なのは、ハンさんですねえ。
そういういやな予感を感じつつも、負けるとわかっていてもあえて何もいわなかった。そして、負けた後も何もいわなかった。そうですね。料理をつくる真心を取り戻すには、口でちょこっと言ったぐらいじゃ治せるはずがありません。心の問題ですから。だから、それにチャングム自身が気付かなければ、意味がないと思ったのでしょう。
これこそが、ハンサングンの決意ですね。
チャングムなしでは戦えない。だからこその決断だと思いましたね。やっぱりハンサングンという方は立派な方ですねえ・・・