唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

アメリ

2006年12月19日 | 映画 あ行
淡々と流れて、不思議な感じです。それっぽい映画でした。どう表現したらいいかわからないけど、それっぽい。

勘違いの涙・・・チャンスを逃がしちゃだめだよって言うおじいちゃんのビデオ・・・そして!!!という最後のところは泣けますねえ・・・

周りには作戦を立ててある意味よけいなおせっかいをやくわけだけど、自分のことになると最後の一歩が踏み出せない・・・そこでおじいちゃんが後押しをしてくれたんですね。

物語の中にいろんな人のいろんな出来事がうまく入っていて・・・面白いつくりです。

自分的にはお父さんの人形が旅をして帰ってくるところが好きです。どうやってそんなことができるのか、何でそんなことをしたのかがわからなかったのですが、ちゃんと最初からそのヒントがあったのですね。なるほど!っておもってしまいました。

なんども写真をとる人も、なるほど!って感じでしたしね。

絵の水を飲む子が一人だけ浮いていて、何をみているのかがわからない・・・ところなんかもなんかいいです。そういう心をくすぐられるというか、ちょっとだけ・・ほんのちょっとだけきゅっとさせてくれるところがいいです。

ただ、八百屋さんへのいたずらは殺しかねないなあ・・・ともおもってちょっと引いてしまいました。あと、飛行機の手紙も、それでいいのかなあ・・・って感じだし・・・

あと、喫茶店の2人をくっつけるいたずらは、そのままハッピーエンドでなく、男が同じ過ちを犯しているところがいいです。テープで証拠を集めているというのも面白いですね。それと、そのたばこ売りの女の人が恋愛するときれいに見えてくるから不思議だ。そういうところなんかもよくできている気がしました。