唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ジーパーズ・クリーパーズ

2006年12月15日 | 映画 さ行
2003/12/19 00:21

実家に帰る途中だった姉弟に襲いかかる恐怖!!!

???・・・・

あ、死んじゃった・・・
あ、おわっちゃった・・・

なんだ?こりゃ??

意味がわからない。

23年に一度23日だけ活動する悪魔??
縫い目がある人たちの意味は?
何で襲われたの?選ばれた???
教会はなんだったのか・・・
20年前の首なし死体がなんで??
え?誰が暗闇で音楽を聞いているって?ああ、最後のシーンの予言だったのか?
なぜ、夢を見る人は食われなかった?
簡単な物語なのに納得したところが一個もない。

でも、女の人のああいう服好きだなあ・・・

ボーンアイデンティティー

2006年12月15日 | 映画 さ行
2003/12/19 23:15

背中に銃弾を撃ち込まれ、そのまま海に投げ出されたボーンさん。漁船に助けられたが記憶をなくしてしまっていて、大変だー!俺はいったい誰なんだ?

格闘シーンなど、シンプルな感じは暗殺者らしくていい。

女の人もよく見ると変な顔しているけれども、好感がもてていい。
ぬれた髪のシーンは、何ともいえない感じ。出来ればもっと長く見たかったなあ・・・

最終版、追われる側から追う側になる展開は面白い。でも、上司の人(?)が、わざわざ説明しちゃうところは、なんか笑える。

映像が暗い感じがするのはヨーロッパを舞台にしているからなのでしょうか。

戦場のピアニスト

2006年12月15日 | 好きな映画・良かった映画
戦場のピアニスト

アミューズソフトエンタテインメント

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2003/12/23 01:43

第2次世界大戦、ユダヤ人のピアニストのお話

あまり見たくなかった映画でした。このところ、派手なアクションとか人がいっぱい血を流して死ぬとか、そういう映画を楽しんで(?)みてきていただけに、戦争という現実を正面から描いた作品をどういうふうに受け止めていいのか・・・なんて思ってしまったり、みんなが「感動した」と言うので、それに抵抗を感じたり、単に観るのがめんどくさそうだと思ったり・・・・でも、絶対観なきゃいけない映画だとも思っていたわけですが・・・・

観てよかったです。「感動」するというよりは、何か突きつけられたような感じでしょうか。本当の戦争の姿を描く視点なので、心の高揚はあまりなく、どんどんしめつけられる苦しい感じになってきます。主人公が劇的に何かをやってしまうわけでもないし・・・

 ただ日々を平和に暮らしていたいだけの家族たちが、戦争によって引き裂かれる悲しさ。「悲しさ」という言葉だけでは物足りないですね。
 戦争で、人を支配することによって支配される人間をいとも簡単に殺すことが出来てしまう人間の狂気。
 みんな生きたいのに死と向きあわなくてはいけない。それは突然に襲ってきて、さっきまで話していた親兄弟、恋人を相手のただの気まぐれで失ってしまうかもしれない、相手に命をもてあそばれる恐ろしさ。
 そこに戦争の真実があるのではないでしょうか。戦争を知らないくせに!といわれるかもしれませんが・・・・まあ・・・そのとおりですけど・・・もごもご・・・・
 
 最後のドイツ将校が助けてくれるくだりは、ただドイツ人憎しでなく、救いがある。
 戦争は、一人一人の人間が相手が憎いから始めるのではないし、人間が営む社会同士というか、枠組み同士というか、国同士は本質的には敵対しないと思います。この争いは、国家が、一部の私腹を肥やしたい人間(というよりはそのシステムかなあ・・・)の思惑に乗っかってはじまるものだと思います。

 人間の本質は戦争をしなければいられない生き物だという話をたまに耳にしますが、それは間違っていると思います。戦争をするとどこかで誰かが儲ける仕組みに今の社会のシステムがなっているところに問題があると思います。

 アメリカのイラク支配も民主主義だ何だ言いながらそういう思惑のもとに動いているので、うまくいくわけがないし、自衛隊を送るのだって、(2時間ぐらい現地に飛んで帰ってきたアホな政治家もいますが・・・)何らかの国家の思惑・・・そういう衝動に駆り立てるそれを利用しているものの思惑からやられるわけで、そんなものが、イラクの復興のために役に立つはずがありません。
 ユダヤ人を助けたドイツ将校のように優しい人も自衛隊やアメリカ兵の中にいたとしても、イラクを支配している仕組みが本当の復興を目的としていなければ、何も解決しないのではないでしょうか。 

 (こういう映画を観ると、こうなっちゃうからなあ・・・・)

 映画の話に戻って、遠くから眺めている映像が、客観的に状況を映し出していて、それが現実の戦争をみせるいい効果を出していたと思います。建物から逃げ出すと、まわりが廃墟になっているシーンや、汽車で家族が連れ去られてしまうシーンなど、とても印象に残りました。
 登場人物が、主人公とおわかれすると、そのままその人たちと人生の別れになっているような気がして、別れるシーンがとても悲しい。


 音楽が、ピアノはすごいせまるものがあるけど、映画の音楽は記憶にないし、むしろ、音楽がない、シーンとしていた印象が強かった。

コール

2006年12月15日 | 映画 か行
2004/01/07 07:10

子どもが誘拐された。裕福で幸せいっぱいの家族に突然の大事件!実は・・・

題名を思い出すのも大変な映画でした。

被害者のだんなと奥さん、子どももなんか気に入らなくて感情移入することも出来ないし加害者にも何も感じるところがない。子どもを医者に殺された復讐とたいそうなことをいいつつ、やることはきちんやっているし・・・

恐いところもない。犯罪者よりも奥さんのほうが何をするのか恐かった。

家に帰ってたそがれ・・・を観てしまったら、今日映画館に行っていたことも忘れてしまいそうだった。

最近の映画って少年漫画の雑誌みたいに中途半端な脱ぎっぷりだと思いませんか?なんか隠すなら最初からそういうシーンにしなければいいのにと思ってしまうのですが、どうでしょうか。することは昔よりも過激なのに・・・
ストーリーと関係ないところにつくるほうの事情で余計な力がかかっているように見てしまうのは、見るほうには邪魔なだけですよね。


GHOST IN THE SHELL

2006年12月15日 | 映画 か行
2004/01/11 22:32

よくわからないがネットは広大だ!

はじめてみたんですが、理屈っぽくて難しい。あまりアクションも派手というわけでもなく静かに、ただ静かに話がすすんでいく。話はすすんでいるのかどうかもよくわからない。何がどうなっているのかわからない。

しろうまさむねは友だちがすごい好きで甲殻機動隊のマンガも読ませてもらったような気もするけど、何の記憶もない。こんな話だった?という疑問だけが残っていて、でも、違うかどうかもぜんぜんわからない。

マトリックスの原型がここにありそうな気もするが・・・・



サウンドオブサイレンス

2006年12月15日 | 映画 さ行
2004/01/13 01:14

ナンバーを聞きだせ!

警官が犯人に追いつくまでの話と、犯人に子どもをさらわれて精神障害の子から番号を聞き出せと脅迫されて聞きだすまでの話、2つの流れが最後に合わさって最後の結末を迎える。

精神病の子がとても魅力的。
最後の心の交流はすばらしい。
番号は、さかさまになりそうな数字だなと思っていたらやっぱりさかさまだった。

悪人たちは10年たったとは思えない。変化がない。



フレイルティー

2006年12月15日 | 映画 は行
2004/01/18 01:22

神のお告げによって悪魔を滅ぼすため、殺人を犯していく・・・実は・・・ 

話がすすんでいくうちに何度も見る側を裏切っていく。
FBI捜査官は事件解決のために登場したと思わせといて・・・実は・・・とか、お兄さんの気持ちにお客さんを共感させといて実は・・・とか、気が狂ったおやじが実は・・・とか、いろんな罠が仕掛けられていて、まんまとはまってしまうのだ。

そこで客をだます役割を果たしているのが弟で、兄と偽って話の最終版まで兄だと思わせといて・・・回想シーンまで、兄を中心に見せといて・・・このだまし方はちょっとひどいのではないかと思いつつ・・・

レッドドラゴン

2006年12月15日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2003/12/17 00:50

木に「中」の文字が!

重苦しい雰囲気は好きです。

レクター氏の行動はいまいちよくわからないが・・・FBIの人に敬意を表しつつうらみもあるということなのでしょうか。Dさんにその家族の殺しを頼むところは以外でした。でも、それがなかったら、レクター氏の存在価値はあまりなかったかもしれないのでそれはそれでいいか。
Dにとってはレクター氏との接触は余計な仕事を増やしただけだったような気もするし。

最後の家族を殺しに来るシーンは見終わった後考えるとお約束的なところもあるけれど、そういう展開になるまで気づかなかった。

気付くことが出来なかったのは、あの燃えているところでのDの取り乱しようの性だと思います。あれがそこで終わりと勘違いさせた。
自分が死んだと思わせるための細工だったのでしょうか?それにしては取り乱しすぎ。あそこの心の動きがわからない。

最初の方の殺人現場のシーン、最初は何も見せないで、寝室の電気をつけるとベットの上が血だらけになっているシーンはとても印象的。そこからどんどん血を見せていく感じがどんどん事件の残忍さを印象づける効果を出していたのではないでしょうか。

ウィンドトーカーズ

2006年12月15日 | 映画 あ行
2004/01/21 03:06

ジャップを殺せ!

戦闘シーンが疲れる。

チラッと目に飛び込んでくる青々した景色ははっとさせられる。

ナバホの祈りは神秘的

東条が出てなんでヒロヒトがでないんでしょうか?

日本軍が死んで行く姿は殺してもどうってことないゲームの敵のよう。ばたばたと殺していく。味方の死は価値あるもので敵の死は喜ぶべきもの。そういうスタンスはやっぱリ映画全体を薄っぺらにしてしまうのではないかと思うんですが・・・
日本人がたくさん死ぬが、日本人にはつらい映画かっていうとそうでもない。敵が日本と思えないし・・・何しろゲーム感覚ですから。

いくら友情とか人間の心とかをテーマにしても、相手を人間と見ていない中での友情、心は本当に軽薄で重みを感じない。

ナバホを差別する軍人もナバホに助けられることで心がかわるが・・・それもなんか薄っぺら


「50年後は日本人と酒を酌み交わしているかもな」というせりふも、薄っぺら。

シービスケット

2006年12月15日 | 映画 さ行
2004/01/26 00:26

人 馬 ヤギ

体調のせいか、映画のせいか・・・変な精神状態のままみました。
さまざまな挫折にも負けずに立ち上がろうとする姿は感動的。感動させますよといわんばかりの音楽もうまく重なり合って・・・そして映像がきれいです。
ジョッキーと馬の友情・・・愛情の物語としてもいいです。
スポーツもの(?)は、はまるとだめなんですよね。
一緒に行った友達は(友だちとも映画たまには行くんです)出来すぎといってましたけど、そこが映画のいいところ。(でも、実話でしたよね?)
挫折から這い上がれたのも、自力があるからなんだよなあ・・・とも思いましたけれど。

感動させるためにつくられているような感動的な映画でした。

ゴーストオブマーズ

2006年12月15日 | 映画 か行
2004/01/30 01:41

地球人に侵略された火星人(?)の反撃!?

まじめに作ったとは思えないけど、まじめに作ってるような・・・

単純なストーリーにおもちゃのようなセット。その中でまじめに演技しているのがこっけいではあるのだけれど、その独特の空気にどんどんはまっていく。

メタルな音楽も映画のちゃちさを表しているのだけれど、それがどんどん、ストーリーと溶け込んでいく。

映画が終わったときに思わず笑っちゃったのだけれど、それは、インディペンデンスデイやアルマゲドンを見たときのようなくだらなくて情けなっくて思わず失笑しちゃうような感じではなく、どこか満足している自分がいました。

女家父長制という設定も面白い。口説かれて嫌がっていた主人公(女)が、敵に囲まれた状態で「これが最後かもしれないから」と口説かれて、あっさりOKしちゃうところも面白い。侵略したのが地球人なのに、そんなこと関係なく「どっちが生き残るかよ」みたいにあっさり言っちゃうところも面白い。わざわざ戻ってみんなの命と引き換えに核爆発させたのに結局無意味だったところも面白い。

一番面白かったのは、ラリッた人が缶を開けるシーン。

一人一人の行動を分かれたところからちゃんとあとを追ってくれるのはゲーム的。

ああ、ゲームのストーリーみたいなんだ!

これは伝説の映画になるのでしょうか・・・

K-19

2006年12月15日 | 映画 か行
2004/02/03 00:11

ソ連の潜水艦が大変なことに!

アメリカ映画によくありがちなソ連=悪的な要素はあまり感じられない。国家であれば当然そうだろうという程度の描き方だった。ソ連は過去のものになってしまったからかもしれないけれど・・・物語の流れに、そういう作り手の政治的な意図とか思想とかが反映されていない感じはとてもいいと思います。
・・・というか、ソ連の話と思うことがなかなか出来ない。ハリソンフォードだし、英語だし。

みんなを救うために命を懸ける姿は無謀だが、ああいう状況でそういう選択を出来るのか・・・そんな選択迫られたくないなあ・・・私の喉がちょっと痛くなったのは、この映画の発する放射能のせいかも・・・

計器が故障しているとか、放射能の防護服?がないとかは、そういうところのずさんさはあのソ連なら納得というところでしょうか。

深く潜ったときのきしみとか、もぐったときのちょっとした水漏れや、船内が傾くところがいいシーン。

ドメスティックフィアー

2006年12月15日 | 映画 た行
2004/02/04 00:20

人を見る目のないお母さんに振り回された子とお父さん

子どもを信頼しているお父さんのがんばってる姿がいい。
お母さんはだめだね。あんな男に引っ掛けられて子どもまで不幸にして。男を見る目のない女にふりまわされた父と子であった。見る目もないけど、子どもを信頼することも出来ないのってなんだろう。そしてああいう状況に置かれて苦しんでいる子どもを理解しようとすることも出来ない女!まったく・・・そのくせやけどをしているだんなを見たら急に疑ったりして・・・だんなも信頼できない不幸な人。別れて正解か?
元だんなも見る目がなかったといえばそれまでだが・・・

しかし、別れた原因は元旦那の酒癖のせいのようだ。

ああいう女の人には、出来れば流産しないで犯罪者の子どもを生ませたかったなあ・・・

荒くれものですいません

警察のひどい対応も物語を面白くしている。

あほな犯罪者。自ら墓穴を掘っていく。殺さないで金を渡せばすんだものを・・・いまの幸福を大切にしたければ二度と犯罪を犯すまいと努力するべきだったと思いますが・・・それが出来ないところが悪人なところなのか。そういう根っからの悪人の表面上の顔にひかれていく女がやっぱりアホ!





トゥームレーダー2

2006年12月15日 | 映画 た行
2004/02/06 00:40

パンドラの箱は・・・

歴史的建造物に何の愛情も関心もないのか、バンバン壊しちゃいます。

ララと男の人の関係は最後まで予想通りでした。これが王道なのか?敵とのやり取りも予想通りというか、これも冒険ものの王道なのか?

アンジェリーナジョリーのスタイルというか、特に胸の谷間には釘づけになってしまう。

何であの場所まで行かなくてはならないのかがぜんぜんわからない。あの玉だけ壊しちゃえば何て事ないのに。結局自分で相手にパンドラの箱のありかを教えちゃうし、なんだかよくわかりませんが・・・

ララクロフトのキャラもどうも気に入らない。

タイムライン

2006年12月15日 | 映画 た行
2004/02/06 23:52

過去に戻って博士をたすけだせ!

博士の救出のために払った代償は大きすぎた。
ちゃっかり愛を手に入れ、幸せになっちゃう人もいたけれど・・・

仲間が死ぬ見せ場を作るために、それだけの人数を用意したのでしょうね。

城を攻める所はなかなか迫力があって良かった。石が飛んでいくシーン、矢が飛び交うシーンはすごかったです。

題名からだとCG使いまくりみたいな印象があったけど、ちゃんと生でがんばっている感じがとても好感が持てます。

あっと思ったのは、階段を兵士が駆け上っていって、城壁の上の会話のシーンまでカメラで追っていくシーン。何があっと思ったのかというと、ただ、こういうとり方もあるんだなあと・・・それだけなんですけれど、それだけのセットがないと出来ないことでもありますもんね。
あと、草原がばっと広がっていて、カメラがどんどん遠くを映していくときれいな風景から一変して火を放たれた村が映し出されていく。特にあっつとも思わなかったけれど、意識的にカメラの動きをつくっている感じが一生懸命な感じがしました。
あっ!お城の遠景のシーンとか今言った村が焼けているシーンはCG?
まあ、どうでもいいけど・・・

ある雑誌で日本の撮影の環境が悪くなっていく中で、ロードオブザリングを例にあげて、CGが話題になっているけれど、それだけでなく、大掛かりなセットをつくる環境など、今までの映画の継承もしっかりしている。と書いてあったのを見たから、そういうところが気になったのかなあ・・・

結構楽しめました。