華語り

心に華を!!

米沢へ~小さな旅の記

2011-09-19 21:35:06 | 道々之記

松岬神社での神前祭、直江会行事に参加するために、片道6時間の行程を、この土日は米沢へ行ってきました。上杉まつりともちょうど重なったこともあり、よい機会だったので、まつりの見学もすることにして。

出発の朝。そぼ降る雨の中を出発。富山に入った頃から雨は土砂降りになり、行く先の天候がものすごく心配になる。それでも越後を北上するにつれ、雨も小やみになり、高速を下りる頃には雨は上がっていました。(というか、まだ雨雲が来ていない状態だったのでしょう。)

米沢入りして真っ先に向かった先は宮坂考古館。U氏から、前田慶次の遺品展を開催しているとの情報をいただいたので。しかも初公開の慶次自筆の書状が展示されているというので、これはもう、見ないわけには行きません。宮坂考古館へは、はじめ米沢を訪れたとき以来の来訪です。

お目当ての書状は、入ってすぐ、よく知られた慶次所用の甲冑の隣に展示されていました。
病気を患っていたらしく、所望していたみかんをいただいたお礼の書状。腰も立たないくらいひどい病状だったようです。『道中日記』に見られる繊細な文字が印象的でした。

 

←考古館の外にある「組外」の石碑。

静かな印象のある博物館ですが、この日は子供づれの家族が来ていました。子どもたちには少々退屈だったかもしれません。

まだ、神前祭までには時間があったので、やはり米沢に来たからにはあの方のもとへ・・・。
というわけで、林泉寺へ。本堂の中は、去年入って説明もしていただいたので、今回は割愛。お墓だけを参拝することに。
相変わらず仲良く寄り添うようにたたずむ兼続とお船の墓所の前で、心を空っぽにして静かに手を合わせる。

それから城址公園へ行き、上杉神社で、先立つ戦のため(笑)、戦勝祈願をする。「勝ち守」も買い、戦に向けて、準備を進める(・・・何の戦か、詳細は今は説明できませんが、戦が終った頃に、いずれ・・・)。

頃合を見て、ホテルに行って車を置き、再び城址公園へ。
松岬神社での神前祭は、厳かに行われました。正座しているのが少々しんどかったですが・・・。

直江会の総会、懇親会と、昨年に引き続き、出席させていただきました。
直江会の方々は本当にお優しく、暖かく接してくださるのが何より嬉しい。
懇親会のあと、上杉まつりの武てい式を観覧するため、魚沼から来られた上田史談会の方々と御いっしょさせていただく。上杉まつりの様子は、翌日の川中島合戦の様子とあわせて、後日まとめて記載したいと思います。

 

 



最新の画像もっと見る

4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
おつかれさまです (三楽堂)
2011-09-23 21:44:55
今回もおつかれさまでした。
前田慶次の書状が見られて、満足でした。
わたしもお酒買って帰りました。今回は沖正宗を。
あの丸茄子も「梵天丸」という商品名で売られていたので、購入。ひとりでほおばってしまいました。

神前祭の正座、ちょっときつかったですね。ところが直後の高野山では立てないほどの状況になってしまいました。
詳細はまたいずれ。
返信する
三楽堂さんへ (よーぜん)
2011-09-23 23:36:25
お疲れ様でした。
慶次の書状、あれだけでも行った甲斐があったと思います。

確かに正座はつらかったです(笑)
あれ以上長かったら、どうなっていたことやら。

今回は上田史談会の方々とも少しだけでしたがお話ができてよかったです。景勝の饒舌には参りました^^;

高野山、大変だったのでは?また、お話聞かせてください。
返信する
先立つ戦 (章奴)
2011-10-02 06:26:52
援軍仕ります(m_m)。
返信する
章奴さんへ (よーぜん)
2011-10-02 19:41:49
では、後詰を是非<m(__)m>
返信する

post a comment