あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
年が明け、六日もたって今更な気がしないでもないですが、一応区切りでもありますので、新年のご挨拶を申し上げます。
《初詣》
年末はなんだかあわただしく過ごしており、31日、仕事が終わって夫の実家へ。
3か日はあちらで過ごしました。初詣は、ぼた雪が降りしきる中、富山県は立山町の雄山神社へ行ってきました。佐々成政がさらさら越えをした時に、このあたりの人(神社の神官?)を先達にしたと言われています。霊峰立山の麓に鎮座する神社です。
写真は雄山神社の杉木立です。
正月は荒れた天気になる、という天気予報で、時折霙が音を立てて窓を打っていましたが、心配するほどのお天気のくずれはありませんでした。
パソコンも息子たちにのっとられ(正確に言うと、うちのパソコン、動作が遅く、息子たちは持ってきた自分のパソコンに回線を繋いで、私はインターネットの回線をのっとられた訳です)、今日、今年初めてネットにアクセスすることができました。
一人、二人とそれぞれの生活に帰って行き、盆正月は「ハレ」の日なんだという思いを、最近強く感じるようになりました。
《天地人》
さて、今年の大河ドラマ『天地人』が始まりました。
米沢の大河ドラマに推進する会が中心になってすすめてきた長年の活動がようやく実を結び、活動中のご苦労も少しばかり伺ってはいましたので、活動なさってきた方々には、改めてお疲れ様でした、と申し上げたいと思います。
第一回は、少年時代の話。妻夫木兼続と北村景勝は、冒頭に登場しただけでした。
与六少年、時々セリフが“□※▲◎?●・・・”な部分もありましたが、泣くのがとても上手でした。
そして、阿倍謙信の凄まじさ!妖艶なGackt謙信のイメージを払拭するには、あのくらいしてしかるべきなのでしょうが、どうも、信長に見える・・・。とはいえ、豪胆な阿部ちゃんも好きです。
それにしても、愛の前立て、危惧していた通りの解釈で貫くようですね。
今日本屋で見た大河のガイド本に、プロデューサーの方の言葉だったか、「あの『愛』はラブ・アンド・ピースだ」ということが書いてあって、痛い思いをしたところでした。
どう見ても、あの形態は神様なのに・・・
勝軍地蔵として、武神として信仰されていた愛宕明神も、平和な世になるにつれ、火伏せの神として庶民の信仰の対象になっていったという経緯からすれば、後の解釈として「仁愛」「愛民」的な思想に変わって行くのは、それはそれとしてありうることかもしれませんが、のっけから「ラブ・アンド・ピース」というのは・・・
まあ、今年一年、できるだけおとなしく、見ていきたいと思います。