知らぬ間に

北陸特有の冬の天気で、冷たい雨の日が続いていましたが、久しぶりに太陽が顔を見せたので、気になっていた、中庭花壇の草たちを刈り込みました。

秋になって、ずいぶん長いこと目を楽しませてくれた菊や、ヒオウギ、今年もついに実が生らなかった紫式部などなど…。雨に打たれて横倒しになってしまったもの、朽葉色になってしまったもの、盛りの時は、本当に生き生きとしていた彼らも、その時期も過ぎてしまうと、痛々しい姿をさらさなければなりません。
どれも宿根の草たちなので、また来年を楽しみにして…

刈り込んだら、ずいぶんすっきりとして、秋口に植えた球根が、そこここに顔を出していました。
ふと見ると、スノードロップの蕾を発見。
地面の下では、確実に春の準備が始まっているようです。

『風林火山』の最終回と再来年の大河ドラマと

大河ドラマ『風林火山』の最終回が放映された日曜日、実家の長野に行きました。

この年の押し迫った時期に、などと思いもあったのですが、長野県立歴史館でやっている企画展がどうしても見たくて・・・
『武田・上杉・信濃武士』と題して、武田方・上杉方双方についた信濃出身の武将たちにスポットを当てたもの。かなり見ごたえのある企画展でした。

長野県立歴史館は初めて行きましたが、山懐に抱かれた趣のある博物館でした。
企画展が企画展なので、博物館の建物をぐるりと取り囲むように「風林火山」と「毘」の旗が仲良く風にはためいていました。遠目には「毘」の旗がかなり目立っていましたが・・・

 

こちらはドラマにもしばしば登場した旭山。武田方の城があった山です。実家の庭先から撮影したもの。この日は朝方雪が降っていて、ほんのり雪化粧しています。

子どもの頃、学校の遠足や、父に連れて行ってもらうなど、何度か登ったことのある山です。

 

歴史館を見たあと、市内に戻って水野美術館へ行きました。
長野オリンピックのスケートリンク「エムウェーブ」のすぐ近くにあります。
こちらの美術館も初めてで、日本庭園の美しい美術館でした。

横山大観や川合玉堂等をはじめとする作家たちの日本画が所蔵されていて、行った日は「春を待つ」と題した企画展が催されていました。

ゆったりとした空間で、自分のペースで、心行くまで鑑賞出来ました。

 

 

さて、行く先々のサイトで、既に話題沸騰ですが、再来年の大河ドラマ『天地人』の主人公・直江兼続役に妻夫木聡さんが決まったそうです。
12月19日に決定、ということで、新暦・旧暦の違いはありますが、奇しくも、12月19日といえば兼続の命日であります。偶然とはいえ、縁を感じてしまいます。

師走～大掃除の季節ですが・・・

早いもので今年もあと１ヶ月を残すだけとなりました。この時期恒例の「行事」というと「大掃除」。普段から心がけてきれいにしておけば問題はないのでしょうが、どちらかというと、出来るだけ怠けていたい私は、なかなかそうすることもできず・・・１２月も半ば過ぎると、仕事のほうが忙しくなりそうだから、と思って、先月あたりから、普段していない窓拭きや玄関のたたきの掃除など、ボチボチやりはじめてはいるのですが、雨が降ったり寒かったりすると、動くのも億劫になり・・・。

 さて、お掃除（ハウスキーピング）を含む暮らしのあれこれを学べる、ちょっと楽しそうなサイトを見つけました。お掃除に限らず、整理・収納、風水など、暮らしをサポートする情報が満載のサイトです。

「まぁ、ちゃんと。スクール」というコーナーでは、暮らしをテーマに、各分野の先生とマンツーマンでコミュニケーションが取れるらしい。その道のプロとコミュニケーションをとる（というより、直接的なアドバイスがいただける？）ことで、生活に刺激がもてるかも、と少々期待を寄せてしまいそうです。

「くらしのレシピ」コーナーでは、サイト閲覧者の暮らしの知恵を読むことができ、ちょっとした暮らしのアイディアを拝借できそうです。

季節柄、お掃除ということに限って言うと、

『「大掃除」を大変にしている原因は、汚れを溜め込んでしまったのは、勿論のこと、モノも溜め込んでしまっているから・・・』

というプロのお言葉に少々チクリとくるものがあります。まずは整理整頓が「大掃除」の第一歩ということのようです。このプロの方の書かれていることでありがたいのは、「何でもかんでも、とにかくきれいに美しく整理整頓」を主張されてはおらず、自分の出来る範囲での「整理整頓」ということを提案しておられることです。
「何でもかんでもきれいにしなければ」と思うと、私などはそれだけでストレスだし、自分なりの目標を持ってということであれば、それだけ達成度も感じられることでしょう。ひょっとしたら、ただの自己満足で終わってしまうことかもしれませんけど。

こういうサイトを見ると、自分でもちょっとやってみようかな、と思えるから不思議です。
この気持ちがしぼんでしまわないうちに、少し気合を入れて、重い腰を上げましょうか。