華語り

心に華を!!

窓辺の風景より

2006-07-28 23:08:25 | 造園日記2006年

西日本は梅雨が明けたそうですが、こちらはまだじっとりとしたお天気が続いています。
梅雨明けもしないままお盆になってしまったという年もかつてありました。今年はそんなことがないように祈りたいところです。

我が家の窓辺は画像のような人たちでにぎわっています。
仮面ライダー響鬼のノーマルバージョンと紅バージョン。
息子のサボテン。GLAY“G4”のジャケット。(本体はカーステの中。)
左手の観葉植物、名前を知らないのですが、葉っぱにピンクの斑が入っているのが可愛くて、春に購入したもの。
買ったときは5センチくらいしか高さがなくて植木鉢に埋れてしまうような感じでしたが、いつの間にかずいぶん大きくなって、枝垂れかかっています。
今朝、近所の公園で拾ってきた小枝を支えにしてあげました。

ヒビキさんは窓辺に結界を張って悪霊の侵入を防いでくれています(笑)

・・・ですが、うちにはこんな方も・・・
「この方」も、悪霊退散に貢献してくれていそうです。

デビルマンです^^;
サタンともう1体、デビルマンが入るのですが、そちらはおどろおどろしいので、また別の機会に・・・


月桂樹のさし芽

2006-07-20 09:13:04 | 造園日記2006年

梅雨の雨がここに来てまとめて降ってきたような天候が続いていました。
各地で被害をもたらしたようで、土砂や河川の氾濫による被害があちこちで出たようです。地盤が緩くなっている箇所が多々あるようですので、二次災害が心配です。
被害にあわれた方々にはお悔やみを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りします。

今日は久しぶりに晴れ。
先日ご近所さんからいただいた月桂樹の枝をさし芽にしました。
1メートルくらいの枝を数本いただいたのですが、すべてさし芽にするというわけにもいかず、残りは葉っぱを取って料理にでも使いましょう。

ネットで検索してみたのですが、月桂樹のさし芽って、なかなかむずかしいとか・・・
根が出てくればしめたものなのですが・・・。


調理実習のような・・・

2006-07-17 10:06:28 | 日々の風景

一昨日、夫がお料理のレシピ本を買ってきました。食べたい物でもあるのかなあ?と思っていたら、なんと、「土曜か日曜、一回夕食を作る」宣言が飛び出して・・・。
「○○(息子の名前)、一緒に作るぞ。」と、無理やり次男を巻き込むのでした。

一つひとつ作業をするたびにレシピ本を覗き込んで、なんだか調理実習をしているみたいで楽しかったです。

調味料も計量スプーンを使って量るので、
「適当でいいよ、適当で。」
と、横からくちばしを挟むと、
「レシピどおりに」
とかたくなに分量を量って作っていました。

次男は白玉団子を担当。白玉の中に、ゴマのすったのを入れた餡子を包み込むのですが、白玉がぼそぼそしてしまい、少々業の要る作業でした。

・・・で、出来上がったのが、写真の3品。
ウナ玉丼、ワカメとピーマンの炒め物、あん入り白玉団子です。
ワカメとピーマンの炒め物は、ごま油で炒めて、お醤油で味付けのシンプルなものですが、ピーマンの苦味がビールによくあうんです。

白玉にはクコの実を飾り、冷した砂糖水のシロップをかけていただきました。(写真では、シロップ、冷している最中でしたので、かけてありません。)

私がいなくても、食事はこれで大丈夫のようです(笑)

 

 


~旅立ちの日に~ 岡本知高コンサート

2006-07-10 20:57:45 | まつり・イベント

waterclover(本文とは関係ありませんが・・・)

昨日、石川県立音楽堂でソプラニスタの岡本知高さんのコンサートがありました。

県立音楽堂は2,3年前(4,5年前?)に金沢駅前にできたコンサート施設ですが、ここでコンサートを見に行くのは初めて。一度そこで音楽を聞きたい、という夫のたっての願いで、いいコンサートがないか検索していたところ、たまたま岡本さんのコンサートが行なわれるというので、音楽堂の見分も兼ねて、行ってきました。

普段「コンサート」というと、じっくり座って鑑賞するタイプのものからは縁遠く、パイプいすで最初から最後まで殆ど立ち通し、というものしか参加したことがないのですが、たまにはじっくり座って、というのもいいもの。

プログラムは3部構成になっていて、クラシカルな楽曲ばかりではなく、「小さい秋見つけた」とか「花」などの日本の抒情曲や、ミュージカル「CATS」からの曲、岡本さん自身のテーマソング(^_^;)のような「ロマンチストの豚」というコミカルなものまで、実にさまざまな楽曲を歌ってくださいました。

最初に登場した時は、深い海を思わせるようなブルーの衣装、休憩をはさんで第二部では、真夏の太陽をイメージさせるようなオレンジを基調にした衣装、第3部では歌う楽曲がアリア(日本語で「詠歌」と訳すのだそうです。)ということで、その雰囲気を体現しているかのような少々ダークな色合いの衣装でした。どれもこれもそれはそれは豪華な(派手な)衣装なのですが、その衣装の豪華さの意味が歌を聴いてよくわかりました。あれほどの声量だと、普通目には豪華すぎる衣装も、決して「過ぎる」ということがありません。決して衣装の派手さに目を奪われることなく、その歌声を堪能しました。

普通男性のソプラニスタの方というのは、裏声を使って高い声を出すのだそうですが、岡村さんの場合、裏声ではなく地声のまま高い声が出るという、世界でも極めてまれな、天性の音域をお持ちなのだそうです。

年ほどに渡って全国各地を廻っていたそうなのですが、実は金沢講演がこのツアーのファイナルなのだそう。
初日というのもなかなか感慨深いものがありますが、最終日というのは演奏する人たちにとって感慨も一入だと思います。その感慨がこちらにも伝わってきて、なんだかとても得をしたような気分になれました。

五重奏を奏でる演奏者とも息がぴったりで、心から楽しんで歌っているというのがものすごく伝わってきて、心から楽しめるときを過ごすことができました。

 

 


七夕の宵

2006-07-07 19:49:48 | 日々の風景

夕方ふと外を見たら、ほんのりと空が紅く染まっていました。

今日は七夕(新暦で、ですが)。七夕というと、ちょうど梅雨の真っ盛りなので、星合の空を眺めることができないことが多いのですが、今日はどうでしょう。


初物

2006-07-06 09:44:50 | 造園日記2006年

プランター菜園で取れた初物のナス&春菊です。
ナスはこれがまだ1個だけ。現在、次々と花を咲かせているので、次々と実ってくるのではないかと楽しみにしているところです。
1個だけのナス、早速、鶏肉のトマト煮の中に入れていただきました。

春菊もかなりできていて、収穫しないとお化けのようになりそう・・・
スープにしてみることに。春菊は癖があるし、あまり野菜系が好きではない次男、どうかなあと思っていましたが、文句も言わずに食べたところを見るとスープにして正解だったかも。


2日遅れですが・・・

2006-07-03 12:24:52 | 日々の風景

水無月のけふまて消えぬ氷こそ ゆたけき宿のしるしなるらめ
                          (真龍院)

土、日とパソコンに向かう時間がなく、時機を逸してなんだか間延びしたようになってのアップですが、一昨日(7月1日)は「氷室の日」でした。その前日、水無月の晦日は氷室開きが行なわれました。
氷室開きに関しては、昨年もブログで書きましたので
こちらをご覧下さい。

この時期限定の「氷室饅頭」、今年もいただきました。
酒饅頭と麦饅頭があるのですが、酒饅頭の方をいただきました。
赤、白、青(緑)の3色、何か意味があるのかわかりませんが、一応縁起物ですので・・・。信州の長男のところにも少し送ってやりました。

さて、冒頭の歌ですが・・・

作者の真龍院は、加賀藩12代藩主前田斉広の夫人で、五摂家の一つ鷹司家から嫁いできた方です。
文化4年(1807)、21歳で嫁いできました。明治3年に亡くなっていますが、幕末の激動の時代を加賀藩とともに運命をともにした方でもあります。
この歌が詠まれたのは文化6年。とついで2年目ということになりますが、江戸に運ばれてきた氷室の氷を見て詠んだものでしょうか。

なお、兼六園内にある「成巽閣」は、夫である斉広がこの方のために築き、13代斉泰が整備した屋敷の跡で、真龍院は晩年をここですごされました。