まだまだ暑い日が続いていますが、八月も間もなく終わり。
蝉の声も心なしか日ごとに弱弱しくなっているような・・・
一昨晩、コンビニへ行くのに外へ出たら、隣の家の木の根元あたりで油蝉が鳴いていました。姿は見えませんでしたが、ずいぶん力ない様子で、間近から聞こえてきましたので、おそらく木に止まって鳴いているのではないなと・・・
翌朝、蝉はまだ鳴いていました。昨晩は弱々しいといっても、それと判る油蝉の声でしたが、朝のそれは蝉の声というにはあまりにもか細く、それでも最期の力を振り絞るように声をあげていました。
昼過ぎ、仕事から帰ってみると、すでに蝉の声はなく、いつしか露の命と消えていったようであります。
昨日は、夕方、久しぶりに蜩の声を聞きました。短調な調子で、空気を引き裂くような鳴き声は、夏の終わりを否応なく感じさせます。(ただし、今年は7月にも蜩の声を聞きました。ですから、7月のうちにもう夏は終わりか?と思ってしまいましたが、いやはや、そんなことはありませんでした・・・)
写真は夏の間我が家をにぎわせてくれていた花たちです。
夏の名残の日を浴びて、しばらくはまだ、目を楽しませてくれそうです。