華語り

心に華を!!

夏の総括

2007-08-27 16:10:09 | 造園日記2007年

 

まだまだ暑い日が続いていますが、八月も間もなく終わり。

蝉の声も心なしか日ごとに弱弱しくなっているような・・・

一昨晩、コンビニへ行くのに外へ出たら、隣の家の木の根元あたりで油蝉が鳴いていました。姿は見えませんでしたが、ずいぶん力ない様子で、間近から聞こえてきましたので、おそらく木に止まって鳴いているのではないなと・・・

翌朝、蝉はまだ鳴いていました。昨晩は弱々しいといっても、それと判る油蝉の声でしたが、朝のそれは蝉の声というにはあまりにもか細く、それでも最期の力を振り絞るように声をあげていました。

昼過ぎ、仕事から帰ってみると、すでに蝉の声はなく、いつしか露の命と消えていったようであります。

 

昨日は、夕方、久しぶりに蜩の声を聞きました。短調な調子で、空気を引き裂くような鳴き声は、夏の終わりを否応なく感じさせます。(ただし、今年は7月にも蜩の声を聞きました。ですから、7月のうちにもう夏は終わりか?と思ってしまいましたが、いやはや、そんなことはありませんでした・・・)

 

写真は夏の間我が家をにぎわせてくれていた花たちです。

夏の名残の日を浴びて、しばらくはまだ、目を楽しませてくれそうです。


はらぺこあおむし

2007-08-20 21:39:25 | 造園日記2007年

 

エリック・カールの『はらぺこあおむし』は、ちょっとした仕掛け絵本で、我が家の子どもたちも大好きな絵本でしたが・・・

 

本物の「はらぺこあおむし」出現!

くちなしの葉っぱが見事にやられてしまいました。

アゲハの幼虫だと思うと、殺してしまうのも忍びなく、かといって好き放題葉っぱを与えてしまっては、折角植えたくちなしもダメになりそうで…

 

箸でつまんで土の上にポトリと落としておきました。そのあと葉っぱにニームスプレーを撒いて、さらに木の根元にニーム顆粒を撒いて・・・ニームのにおいを嫌がっているようでもありました。

 

その後、「はらぺこあおむし」の行方は、ようとして知れません・・・


残暑お見舞い

2007-08-16 09:44:10 | 造園日記2007年

暦の上では既に秋だというのに、むせるような暑さが続いています。

ただ、少し前までは、日中、蝉の声がかしがましいまでに聞こえていたのに、ここのところそれほど聞こえてきません。夜になると秋の虫の音が・・・

アスファルトの照り返しは容赦なく身を焦がすほどですが、時折吹く風は、心地よく頬をなで、秋の気配を感じます。

 

  夏と秋と行きかふそらのかよひぢは

  かたへすずしき風やふくらむ

 

『古今集』の「夏」の巻の最後に載る、凡河内躬恒の歌が思い起こされます。

 

我が家のさぎ草も、ようやく「飛翔」を始めました。昨年この時期に買ったもので、花が終わったあと、そのままほったらかしにしておいたのですが、春頃から芽が出始め、去年より花芽もたくさん付いているようです。

 

 


からたちの花が咲いたよ

2007-08-02 19:46:00 | 造園日記2007年

 

8月に入ってようやく北陸も梅雨明け。2、3日前から随分夏らしく暑くなってきました。蝉の声も一段と張りが出てきたような気がします。

 

 昨日の朝、春に植えたからたちに、蕾を発見しました。今朝見ると、写真のような真っ白な花が(^_^) 花自体は椿くらいの大きさでしょうか。白という色のせいか、あまり重い感じがしません。しばらく花を楽しめそうです。