華語り

心に華を!!

“青空はどこまでも高く澄んでいなければならない”

2007-02-20 21:38:48 | 日々の風景

今日も見事な青空です。
こんな青空を見ていると、思い出される言葉があります。

 

“青空はどこまでも高く澄んでいなければならない”

 

劇場版「るろうに剣心~維新志士への鎮魂歌~」の中で、キーパーソンである旧会津藩士高槻厳達のセリフです。
ストーリーの詳細は省略しますが、厳達は幕末の動乱の中で、剣心に斬られて命を落とし、作中では回想の中でしか登場しません。
友の時雨滝魅とともに会津の青空を眺めながらこのセリフを言うのですが、それがまた雲ひとつ無い青い青い空で・・・。時代が時代だけに、悲しいくらいの重さを持って、この言葉は響いてきます。
そして時代が変わっても、やはり青空は何処までも高く澄んでいなければ・・・そう思いながら今日も青空を眺めます。

 

それにしても、この時期のこの青空は、やはり異常・・・

 

 

 


高野槇

2007-02-16 10:39:14 | 造園日記2007年

一昨日の春の嵐はどこへやら、昨日は一転して冬の嵐が吹き荒れる一日でした。
今日も気温は低いですが、嵐はおさまり、薄日ものぞいています。

写真は先ごろご誕生になった悠仁親王のお印の高野槇。
2年株ということですが、まだ数センチしかありません。
これが大きな槇の木になっていくらしいですが、そうなるのは一体いつのことやら。
とても気の遠くなるような話です。
今ある森林も、こんな小さな芽が、それこそ何十年、何百年とかかって作られたもの。
木を切ってしまうことは容易なことですが、それを元に戻すことは並大抵のことではないということを実感します。

小さな芽は、色々なことを語りかけてくれます。


瑞龍寺ライトアップ

2007-02-11 11:35:24 | まつり・イベント

この連休3日間、高岡市の瑞龍寺でライトアップのイベントがあり、昨日、行ってきました。
この連休は、どうも天候が悪いようで、昨日も朝から雨。日曜、月曜の予報は雪になっていて、どっちもどっちの天候だったので、とりあえず、昨日行くことに。
夕方から雨も上がり、寒さもそれほどではなく、まずまずの天候でした。

瑞龍寺は、2,3年前に行ったことがありましたが、夜は初めて。
昼間の建物もどっしりと落ち着いた禅宗の雰囲気が十分味わえるのですが、ライトアップされた建物は荘厳さに幻想的な雰囲気が加わって、何とも言えない情緒を生み出していました。

山門と仏殿の様子です。
夜間の風景は、どうもじょうずに撮れなくて(シャッタースピードが遅いので、三脚とか、カメラを固定する道具が必要ですね)、かなりぶれてしまっています。仕方ないので、多少加工してみたら、少しは見られる写真になったでしょうか。

民謡やハンドベルの演奏なども行なわれたようですが、そちらは時間が合わずに見ることはできませんでした。

拝観後、氷見の民宿でお食事。
本当は宿泊できればよかったのですが、朝思い立って電話したため、さすがに3連休だけあって何処も満室のようでした。
氷見の島尾海岸ということころにある「竹や」さんという民宿で食事をいただきました。
新鮮な海の幸を堪能。最後に出てきた氷見うどん、とてもさっぱりとして美味しかったです。

 

 

 

 

 

 


今日の空

2007-02-05 11:03:06 | 日々の風景

2月に入っていきなり雪に見舞われましたが、たいして積もることもなく、すっかり解けてしまいました。

今日はすっきりと晴れ渡っています。北陸の冬ではないみたいな青空です。

北陸の冬というと、ずしんと重い鉛雲が常に空を覆っていて、青空など、縁遠い存在なのですが、考えてみると、今年の冬は結構青空が顔を出している日が例年になく多いように思います。
それはそれでありがたいのですが、やはり「らしくない」のはどんなものなのでしょうか。
天変地異の前触れでないといいのですけど。


2月の声を聞いた途端

2007-02-01 10:00:59 | 雪のある風景

 雪のない1月でしたが、月がかわって2月の声を聞いた途端、寒気の襲来。明後日は節分、そして立春も間近というのに、今朝から冷たい霙が降っています。
時折雷も鳴っています。

・・・と、庭にウサギが・・・

オブジェですが・・・

ウサギの背後に小さな芽が出ているのがわかるでしょうか。
スノウドロップとクロッカス(おそらく)です。彼らが花を咲かせるのは、もう少し先のことになるのでしょう。