華語り

心に華を!!

夏の寄せ植え

2011-06-18 20:07:02 | 造園日記2011

春の寄せ植えのビオラやパンジーがすっかり間延びしてしまったので、夏の寄せ植えを作ってみました。

寄せ植えその一
ブルーサルビアとジニアを中心に。脇のほうで見えづらいのですが、藤色のブラキカムも植えています。

寄せ植えその2
中央にレースラベンダー、マリーゴールドを据えて、手前に日々草を植え込んで見ました。ここにも藤色のブラキカムを植え込んでみる。背後の草系は春の寄せ植えをそのまま使ったもの。

今回、黄色をアクセントカラーにしてみました。私にしてみると、黄色という色はちょっと冒険色でもあったりするわけですが・・・。

 


収穫

2011-06-17 22:31:51 | 造園日記2011

6月の声を聞くと、お約束どおり、ジューンベリーの実が色づき始めました。

今年は去年にも増して豊作。小さめのボールを持って取りに出たら、すぐにいっぱいになってしまいました。
コンポート様のジャムを作りました。


米沢から帰ってきてみると・・・

2011-06-13 22:01:34 | 造園日記2011

今年は冬の間の世話が不十分だったせいか、あまり咲かない株もあったりしますが、それでも米沢から帰ってきてみると、バラも少々、中庭の花たちも花開いていました。

コンテ・ド・シャンパーニュは、昨年遊さんからいただいたもの。葉っぱが虫にやられてしまっていますが、花開いてくれてなんだか嬉しい。
西側トレリスのピエールさん、新雪さん、ピルグリム君、小花のキングローズも咲き出しています。

こちらは中庭の花たちから。ジギタリスは一昨年種からまいたもの。去年はまったく花が咲かず、これは失敗だったかな、と思っていましたが、そのまま冬越しさせたところ、春先から茎がぐんぐん伸びだして、何本か花を咲かせました。背の高い花なので、小さな中庭には不釣合いかな、とも思いましたが、咲いてみると案外しっくりきているので、これはこれでよかったかなあと。「ジギタリス」と呼ぶより、「狐の手袋」といった方が可愛いかな。


前田慶次供養祭と米沢探訪

2011-06-11 21:50:16 | まつり・イベント

1週間もたってしまいましたが、ようやくアップです。

先週6月4日は前田慶次400年回忌供養祭が、堂森善光寺で行われました。
お正月に善光寺から年賀状をいただいた時から、この日は是非、米沢へ、と画策していた矢先、3・11の大地震で米沢行きも少々危ぶまれましたが、何とか当日は朝3時起きで米沢に向かいました。
米沢の駅で「春雁抄」サイトの常連さんでもあるひでおさんと待ち合わせ、一路、堂森へ。道脇には「駐車禁止」の看板が立ち、道に車を止める人もなく、駐車場はほぼ満杯でしたが、誘導もスムーズで、(車を止めた所はおそらく畑か田んぼ?)はやる気持ちを抑えて善光寺へ向かいました。
善光寺では予想を上回る人だかり。
写真では、あまり人が写ってないようなものを選んだので、さほど人はいないように見えるかもしれませんが、決して広いとはいえない境内いっぱいに人が溢れていました。
読経が始まり、厳かに供養式が行われましたが、「厳かに」というよりは「にぎやかに」といったほうがぴったりだったかもしれません。そしてかえってそのほうが、慶次を供養する意味では格好のシチュエーションだったようにも思います。
お坊様の読経のあと、一人一人がお焼香を捧げました。私ももちろんさせていただきました。
慶次のように強い心がもてますようにと心に念じながら。


武道家で俳優でもいらっしゃる角田信朗さんもいらしていて、ともに祈りを捧げられました。供養式が終わってから、サイン会も行われ、売っていた絵馬にサインをしてもらい、握手をし、ツーショットの写真を撮っていただきました。そちらの写真は割愛させていただきます。

この日、嬉しかったのは、角田さんの件はもちろんですが、米澤前田慶次の会の会長で、もと米澤図書館館長でいらっしゃったU氏にお会いできたこと。ネットを通じてメールなどやり取りすることはあっても、お会いするのは初めてで、日ごろのお礼も不十分とはいえ少しはできたのでは、と思っています。

一通りイベントに区切りがついたと思われた頃、ひでおさんに案内していただき、慶次清水へ。
かつてはたどり着くにも困難な藪の中にあったそうですが、近年は慶次の会の方々が中心になり、整備がされ、とても行きやすくなったということです。
この日はお天気も上々で、汗ばむくらいの陽気でしたが、清水を囲む空間はひんやりとして、そこにいるだけで浄化されるような気分になってきます。水面に映る木漏れ日が美しく、まぶしく、400年の時を越えて、慶次その人が清水に手を浸す光景が浮かんでくるようでした。

その後、善光寺の裏手にある月見平へ登りました。善光寺の裏手はお墓になっていますが、その更に上に月見平はあります。このようなところで山登り(?)するとは思ってもいませんでしたが、途中、山つつじの燃えるような花が出迎えてくれました。
そこで思い出したのが、亀岡文殊堂詩歌百首で、慶次が詠んだ歌。「樵路躑躅」と題する歌で、

   山柴に岩根のつゝしかりこめて
          花をきこりのおひ帰る道

つつじを背に負っている樵自身は意識してはいないでしょうが、それを目にした慶次が、樵の中に風流心を見出している、「かりこめて」という表現に、意識してつつじを刈りこんだというさまが感じられます。(樵が意識して、ということではなく、慶次が樵が意識して刈り込んだと感じているということ。)花を背負う樵に風流心を見出している点、慶次自身が風流な漢であるということが良く伝わってくるような歌だと思います。

さて、この日のお土産は、こちら。↓


日本酒が好きな長男のために求めた品ですが、飲み口はかなりすっきりしていて飲みやすかったです。(萌え~なアニメ好きな長男には、このイラストは好みではないようでしたが・・・)

夜は直江会の方にお誘いを受け、松川河川敷で行われた「牛肉まつり」に参加しました。
お肉が苦手な私。翌日の講演会のため、牛肉祭りから参加した三楽堂さんには、「えっ、よーぜんさん、お肉、だめなんじゃなかったの?終るまで黙って見てるんですか?」と厳しい突込みが・・・^^;
まあ、それでも少々いただきましたよ、せっかくの米沢牛ですから・・・

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翌日は、午前中は慶次400年回忌記念講演会&シンポジウムに参加。
午後は直江会のK氏の案内で、林泉寺さんと西明寺さんへ行きました。
ともに御住職様とは初対面。とても緊張しました。林泉寺の御住職様は、そこにいらっしゃるだけでオーラが感じられるような方。林泉寺さんのHPとは、「春雁抄」と、相互リンクしていただいており、一度は御挨拶したかったので、こういう機会を設けてくださったK氏には本当に感謝です。

西明寺は、米沢の高台にあるお寺。兼続がそこから米沢を一望して作ったという漢詩が碑になっています。

 西明寺展望に題す

遠山西に望む西明寺
はるかに憶う 最明寺投宿の秋
暮月林間まさに外にめぐらんとし
無端の衣色 金風に満つ

兼続もここから米沢を眺めたのかしら、と思うと、感慨も一層深まります。

 帰りは御廟所に寄って帰ることに。 時間が時間だったので、もしかしたら間に合わないかも、と思っていましたが、なんとか拝観時間ぎりぎりに間に合いました。そのせいか、観光客も1人、二人ほどしかいなく、杉木立の凛とした空気を体中に感じることができました。
景勝の廟所の前の「メガシャキ」、しっかり確認してきました。

さて、今回の米沢探訪もこれで終わり。次の日は早朝バイトが待っているので、日付が変らないうちに、と願って帰途に着いたのでありました。