華語り

心に華を!!

季節到来!

2011-05-24 09:51:50 | 造園日記2011

土日は長野へ行っていたのですが、帰ってきてみると、昨日、バラたちがちらほらと咲き始めていました。
古株たちの中での一番槍はメアリーローズとカプチーノ。
ブルー・フォー・ユー、そしてCLブルームーンも頭上で蕾が開きかけていました。
ブルー・フォー・ユーは、もっと青みがかっていたような気がしたのですが、今年の春花はかなりピンクがかっています。

いよいよバラの季節到来。これからひと月ほどは、目を楽しませてくれそうです。

写真のバックはなでしこ。冬越ししたなでしこたちです。 


モンタナ花盛り

2011-05-16 11:05:58 | 造園日記2011

家の西側のトレリスに誘引したモンタナが花盛りです。ピンク色のピンクパーフェクションと白花の2種類。ピンクパーフェクションはことにバニラの香りがして、近くに行くとほんのり甘い香りが香ってきて、幸せな気分になれます。

昨日はお天気もよく暖かかったので、日中、ほとんど庭で過ごしてしまいました。
平日は時間があまりなくて、ゆっくりバラたちの観察もできないでいるのですが、昨日はゆるりとバラたちと御対面。アブラムシのついたものがあったりして、それらを捕獲(捕殺)したり、小さくなったクレマチスの支柱を取り替えたり、草をむしったり、脇に植えられていた「レオナルド・ダ・ビンチ」と「ブラン・ピエール・ド・ロンサール」を中庭に植え替えたり・・・・(「ダビンチ」の先っぽを折ってしまいましたが・・・)やろうと思うことが、次から次へと出てきます。
一日太陽の下にいたせいか、ちょっぴり疲れました。
こんな日もたまにあっていいかなと思います。


今年の一番花

2011-05-10 21:50:38 | 造園日記2011

今年、一番槍を取ったのは“涼”。
といっても、こちらは先日新苗で購入したもの。以前庭植えしていた涼は、つるバラをいっしょに植えてしまったのがいけなかったのか、つるバラに栄養を取られてしまったようで昨年は花も咲かず枯れていってしまいました。
どうしても涼がほしくて、大元のペレニアルから新苗を購入しました。なのでこれは2代目。
新苗なので、このあと思い切ってばっさり剪定したのは言うまでもありません。

他のバラたちも少しずつ蕾が上がってきました。今月末ごろには少しずつ咲き始めるのでは、と楽しみにしているところです。


武家地巡り

2011-05-09 22:55:10 | 道々之記

日曜日は毎年恒例になっている、本多蔵品館主宰の城下町武家地巡りのイベントに参加しました。講師は例によって北陸大の長谷川先生。長谷川先生の人を引き込むトークは毎度のことながら、うっとりしてしまいます。

さて、今回は、加賀八家の一つである横山家の宅地中心の町巡り。横山家は長隆に始まる加賀藩の重鎮ですが、初代長隆は賤ケ岳の戦いで戦死しており、金沢にはやってきていない。来ているのは2代目の長知から。横山長知といえば、関ヶ原前夜、前田家に謀反の疑いがかけられたとき、家康との折衝に周旋した人物として知られています。そのときは、芳春院を人質に出すことで、話がまとまったのでした。

写真は横山家の菩提寺である松山寺。すぐ近くにこれもまた八家の一つ奥村家の菩提寺である永福寺があります。

こちらの写真は、八家ではありませんが、加賀藩の重臣であった成瀬家の門のあったあたりの写真。石垣あとが見られます。左手の用水は、今でこそ小さな用水となっていますが、かつては屋敷の周りにめぐらされ、堀の役目を担っていたとのこと。説明を受けなければ、ただの用水で片付けてしまいそうですが・・・。

こちらは木曽坂。金沢には、このような坂がいくつもあります。まさに坂の町でもあるのです。

横山家の家中町(下屋敷、横山家の家臣たちが住んでいたところ)中心の町めぐりでしたが、複雑にめぐらされた路地を通って行ったので、おそらくは二度と一人では歩けそうにないです。

路地を抜けるとふっと広い空間が。
金沢には「広見」と呼ばれる、おそらくは火よけ地として機能していたのであろう場所が多々ありますが、ここは広見ではなく、馬場のあとだとのこと。

何も知らなければただの狭い路地でとおり過ごしてしまいそうな所ですが、歴史談義を聞きながら町歩きをすると、かつての風景がそこここに現れるような、不思議な感覚が襲ってきたりもします。

心配していたお天気も、何とか持ってくれて、2時間ほどの有意義な歴史散歩でした。

 

 


長野へ

2011-05-08 09:14:30 | 道々之記

GWの後半3連休は、実家の長野へ行ってきました。
3日、朝バイトを終えた後、家に帰って出かける用意をして出発。
天気も上々、よきドライブ日和でした。
ところが、春日山トンネルのあたりから渋滞。普段なら3時間ほどで行かれる道程5、6時間ほどもかかってようやく到着。これだけ時間があれば、米沢まで行かれる、と思ったり・・・。

二日目は家でまったりして過ごす。慌しい日が続いたので、久しぶりにゆっくりできた感じです。

写真は、実家にあった山芍薬。アイボリーのしっとりとした花ですが、花が開いても1日ほどで落ちてしまうそう。ですが、3日間、花持ちしてくれました。

5日の日は東山魁夷美術館へ。「京都の記憶」というテーマの企画展が行われていました。
東山魁夷は、外国の風景も描いていますが、個人的には和の風景画が好き。
満開の桜の木の上に満月を描いた「月明かり」は何度見ても心がときめきます。

こちらは帰りの国道18号線の道の途中の風景。のどやかな日本の春の風景が目を楽しませてくれます。帰りも高速で、再び渋滞に巻き込まれてしまいましたが・・・

 

さて、帰ってきてみると、我が家の庭では新たな花たちが咲き始めておりました。

ニワウメはしばらく前の画像ですが、ハナミズキは四年ぶりにしてようやく花開きました。緑色の地味な花ですが・・・

そして、バス通り側のトレリスに誘引したモンタナ“ピンク・パーフェクション”がいい感じに満開の時期を迎えていました。
花たちはそれぞれ自分の時期を知っていて、いつの間にか花開き、こちらを驚かせてくれます。