先日近所の映画館でイタリア映画「丘の上の本屋さん」を見た。雨の日の平日で観客は全部で5人。前から見たかったけど、やっぱり名作だったねえ！小さな町の古書店のおじいさんと係わるそれぞれ個性のある人びととの日常。丘の上から見る農地や山々や町の移り変わる風景の美しさ。移民の少年に押し付けではなく、マンガから絵本、文学、ドキュメントと貸していって、読む楽しさ、本の世界から見る心のあり方や文化を伝えていく店主の名前通りの自由な世界への扉。最後が近いと知って、返さなくて良い、プレゼントだと、親しい隣のカフェの青年に託した本とは…。泣けました。イタリアってなんといっても深い！誰でも幸せになる権利がある。文化の継承とか。
梅雨になって浜の松林にキノコが生えた。
昨年、散歩で時々通る無人の民家の前に毎年咲くかわいいピンクの花、もう住人がいなくなってだいぶ経っていたので、この花もったいないなあと（咲く時期は終わってたけど）見てたら、通りかかった近所のおばさんが、「持って行かんですか、もう誰もおらっさんけんが。良かですよ。植えらすなら。」と言ってくれたので、何株か掘ってもらってきて植えた。一つだけ咲いた♪
大事にしよう。
