内覧会同行サービスは低価格のプロチェック一級建築士事務所へ。一戸建て・マンション、新築・中古、丁寧に検査。家の品質向上を

100%買主の味方!新築・中古の内覧会に低価格で丸一日立会い同行検査。売主と直接交渉。内覧会で安心を!

キッチンがオープンじゃない!

2022年08月26日 22時19分53秒 | モデルルームではココ見て!

マンションの内覧会で部屋に入り、買主の最初の言葉が、「アレ!キッチンがオープンじゃない!」でした。それはびっくりするのも無理ありません。部屋に入るまで、オープンキッチンとばかり思っていたからです。
写真のように、オープンキッチンとばかり思っていたところには、大きな壁があって、キッチンはクローズになっています。買主の方は、マンションを買う際には、キッチンはオープンにしょうと思っていたのです。そして、このマンションを見つけて、契約時にもらったパンフレットの写真も、モデルルームも、全てオープンキッチンなっていたので、購入を決めました。こういう場合は、どうすれば良いのでしょうね?

内覧会で、売主にこの点を指摘すると、「この部屋はモデルルームとタイプが少し異なっています。ですので、このタイプの部屋につきましては、パンフレットの上部に、クローズキッチンと書いております」との説明でした。パンフレットでそのページを開くと、確かに上に小さくクローズキッチン、と印刷してあります。小さくても、このような記載があれば、契約と異なる、とは主張できなくなります。
モデルルームの仕様は、自分が選んだ部屋のタイプとは異なる場合が多いですし、間取り図だけから、壁の状態を把握するのは困難でもあります。特に、キッチン周りは、カウンターなのか壁なのか、同じように表記されるので、注意が必要となります。勘違いしないようにするためには、分かりにくいところは、間取り図にマーキングしておいて、売主に確認しておいた方が良いでしょう。(87)


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 100年の耐久性、何を根拠に? | トップ | どんなバスルームかな・・・ »
最新の画像もっと見る

モデルルームではココ見て!」カテゴリの最新記事