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ぶつけて水が出たら一大事!

2019年12月16日 22時34分16秒 | 内覧会はココ見て!共通編
写真は、マンションの内覧会で、天井のスプリンクラーを撮りました。スプリンクラー消火設備は原則11階以上のマンションの部屋に取り付けられます。床全体の火災をカバーするため、広い部屋は、いくつか天井に付くことになります。ここでご覧頂きたいのは、このスプリンクラーヘッドにプラスチックのプロテクターが取り付けられていることです。このプロテクターは、間違って、物をぶつけた際に、散水されないように防護するためのものです。このプロテクターで、どこまでの衝撃に耐えられるのかはありますが、ないよりはマシでしょう。
このプロテクターの設置については、消防法では規定がありません。従い、マンションによって、
全ての部屋のスプリンクラーに取り付けられる、キッチンなど低い天井の場所にだけに取り付けられる、そして全く取り付けられていない、それぞれ異なります。
引越しでぶつけたり、小さなお子さんがいれば、物を投げたりで散水してしまうこともあるでしょう。火事以外で散水したら大変です。部屋の内装や家具に被害を与えるだけでなく、水は階下に伝わって行くので、被害は甚大になる可能性もあります。特に高層階では注意が必要となります。
内覧会で、天井のスプリンクラーを見て、プロテクターが付いていなければ、売主にお願いしてみて下さい。断わられたら、防災器具会社にこのプロテクターを聞いてみることはできます。接着剤で簡単に取付けられます。また、部屋の外のメーターボックスの中にスプリンクラーの給水レバーがありますので、万が一、事故で散水してしまったことを考え、このレバーの位置と閉め方を確認しておくと良いでしょう。(83)

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